西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

一般質問のご報告×「住みたい・住み続けたいまち」実現のために。 ⑥

2014-01-10 18:40:39 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

明日は消防団の出初式。
毎年、この時期は寒いに決まってるもんですが、
それにしても寒そうな。。。

さて年末以来、飛ばしてしまっていた一般質問のご報告。
集合住宅に義務付けられた駐車場設置台数ルールには
現状とそぐっていない部分があるから見直すべきでは?
というお話。
既設の集合住宅については、
きちんと現状を把握して、前向きに取り組んでいく必要がある
という答えをいただいたという話を
年末までかけてアップしてきました。
とうわけで、その続きの最後の部分。
それでは、お付き合いくださいませ。

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【質問③】
新設マンションの駐車場設置義務台数見直しに対する
市の考えはどうか?

【答弁③】
アンケート結果によりますと、
駐車場利用率は全体平均で約90%ですが
新築時から5年までの間で約95%と高く、
新築時点では駐車場に対する需要は多いと考えられます。
従いまして、市としては、
現状の条例施行規則の駐車場設置率につきましては
適正であると考えています。

ちなみに、市内1世帯あたりの軽自動車を含む自動車保有率は、
最近10年間の統計で約77%から73%で推移し、
大幅な減少傾向は見られない状況です。
むしろ、この10年間の世帯数の増加により、
自動車保有台数は9千台以上増加しており、
その意味からも新設マンションに係る駐車場設置率については
現行のとおりで妥当と考えています。

市におきましては、
今後も引き続きマンションの駐車場等利用実態について把握に努め、
適切な対応に努めてまいりたいと考えております。

【要望③】
駐車場利用率の平均値が
「新築時から5年までの間で約95%と高く、
 新築時点では駐車場に対する需要は多い」
という考えを示した上で、
「市としては、現状の条例施行規則の駐車場設置率につきましては
 適正であると考えてい」るというご答弁を頂きました。

この考え自体に強い異論はありません。
しかしながら表③に示した通り、
市内居住世帯における自動車保有率は減少傾向にありますし、
若年世帯の車離れも進んでいるといわれています。
こうしたことを踏まえると、今後、
「新築マンションの住民は車両保有率が高い」という傾向が
変化していくことも十分考えられます。

「引き続きマンションの駐車場等利用実態について把握に努め、
 適切な対応に努めてまいりたい」というご答弁を頂きました。
ご答弁頂いた通り、
今後も継続して利用実態の把握に努めて頂きたい。
また状況が変化してくるようであれば適宜対応して頂きたい。
要望します。

今回質問した内容は
『「住みたい・住み続けたいまち 西宮」実現のための
 具体的施策について』という質問のタイトルから考えると、
いささか大げさすぎるかも知れません。
しかしながら、まちづくりにとって、
これさえ実施すればすべてOK というような万能の施策はない
と考えています。
地道な施策を積み重ねて、
「住みたい・住み続けたいまち 西宮」実現のため一層ご尽力ください。
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てな感じです。

さあ、今日はこれから住んでいるマンションの理事会。
まさに、この内容を生かしての駐車場話をしているので、頑張らねば!
というわけで、ぼちぼち帰って準備すっか。。。
それでは失礼いたします。