西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

一般質問のご報告×市営住宅の適切な会計管理について⑤

2014-02-04 11:35:35 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

昨夜は恵方巻食べて、豆ぶつけられて、年齢分しっかり豆食べて、イワシのつみれ鍋食べての充実の夜。
夫婦二人だけやったときは、さすがに豆まきはしてなかったなあ。
こういういろんなことを楽しくやれること自体が、ホンマ、ありがたいことやと思います。
次男(2歳8か月)が、ホンマに怖がってるのが面白すぎるし。

さて本題、一般質問のご報告の続きです。
それでは早速どうぞ。
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【質問③】
市営住宅住民の高齢化が進んでいるため、適切な会計処理の実施や料金の収集自体が困難になっているという現実がある。
とりわけ共益費に関しては、市が家賃と共に徴収するなど、住民負担軽減という立場から対応を検討するべきと考えるがどうか?

【答弁③】
現在の市営住宅の高齢化率は45%であり、管理運営委員会からは、役員の担い手の確保が難しく、共同施設の清掃参加者が減っているなど、活動維持に苦慮しているとの声を聞いております。
共益費の徴収は、住民主体で行うことを基本としていますので、市では、高齢化を踏まえた対応策として「管理運営委員会名義の口座を開設し、住民の口座から共益費の自動引き落としをする方式」を推奨しております。
現在3団地の管理運営委員会がこの方式を導入しており、他の団地にも提案しているところでございます。
市が管理運営委員会にかわって共益費を徴収することにつきましては、条例上の位置づけが必要であり、市の徴収業務に伴う経費が増え、そのために入居者の共益費負担が増加することなど、多くの課題を解決する必要があります。
市といたしましては、市営住宅における自主管理方式のあり方にまで見直しが必要となることから、引き続き他都市の状況や管理運営委員会の意向などを踏まえ、慎重に検討を進めてまいりたいと考えております。

【要望③】
色々とご説明頂いた上で、「引き続き他都市の状況や管理運営委員会の意向などを踏まえ、慎重に検討したいと考えております」というご答弁を頂きました。
もちろん、多くの課題整理が必要なことは認識しております。
しかしながら平成22年12月議会での質疑において、市は「今後は、どのような方式が法的に可能で、入居者のご負担の軽減につながるのか、また、管理全体の効率化も視野に入れ、具体的な検討を進めてまいります」という、かなり踏み込んだ答弁をしてもいます。
丸三年たっているにも関わらず「慎重に検討したいと考えております」というご答弁では困ります。

念のために申しあげますが、私は「市による共益費の徴収」という方法にこだわっているわけではありません。
しかしながら、ご答弁にあった「活動の維持に苦慮しているとの声」を重く受け止め、住民負担の軽減という観点から、可能な施策を早急に検討し、講じることは絶対に必要だと考えています。
繰り返しになりますが、3年前の議会において既に「具体的な検討を進めてまいります」という答弁をされていることを踏まえ、迅速に対応して頂きたい。
要望します。
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ちなみに昨日、これまでブログにてご報告してきた内容を含んだ昨年12月議会版・市政報告のたたきが完成しました。
もう少し校正を加えたうえで、いつも通り、駅立ち・ポスティング等で配布予定です。
そちらについては詳細確定次第、また広報させていただきます。

というわけで、今日はこれまで。
それでは失礼いたします。