西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

うー、あんまり効果でてないのか。。。でも、やっぱり、もっと調べてみたいよな、この話@要介護度改善に対する、報奨金制度について。

2016-11-14 14:13:10 | 近況報告など、プライベート的話題

所属する健康福祉常任委員会の視察で、水曜日から西宮を離れていたのですが、無事戻ってきました。
ちなみに、こちら、二日目に宿泊したホテル。
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で、なんで、こんな写真をわざわざアップしてるかというと、ここ20年近く前に泊まったことがあるんですよね、学生時代からの友人の結婚式で。
前来たときは、しこたまお酒呑んだ上で、仲間と一緒にラーメン食べにいったよな~。若かったよな~。。。
と一人、感慨にふけっちゃいました。


というわけで、せっかく視察に行ってきたので、それに関連した話など。
私、今年の6月議会において『市は、事業者・介護サービス利用者が、要介護度改善に取り組むことにインセンティブをもたらす「成果報酬型」制度の導入に取り組むべき!』という趣旨の質疑を行いました。
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【ご参考】
事業者・介護サービス利用者が、要介護度の改善に前向きに取り組む!そんな仕組みを作ることが必要です!!@2016年8月のブログ

で、この内容については議会でも多くの同意を得ることが出来、私が所属する健康福祉常任委員会において、「地域包括ケアシステム〜地域における徘徊高齢者の早期発見の体制づくりについて」と並んで、今年度の研究テーマに選んで頂いたのですよ。
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【ご参考】
http://www.nishi.or.jp/media/2016/129-9.pdf←西宮市議会だより

と、そんな流れもあって今回、視察先の一つに選定していただいたのが、こうした取組を先行して進めている岡山市さん。
かなり期待してお伺いし、色々と有意義なお話も聞くことができました。
とりわけ、
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●顕著な効果が出た施設に対して8万円程が支給されるだけと金額が小さく、有効なインセンティブとなり得ているのかが不明
●通所型の施設であるデイサービスのみを対象としているため、効果が出ても、それが施設の力なのかが分かりにくい
●実施年数も対象施設も限定されているため明確には言えないが、今のところ、期待していた程の効果は得られていない面がある
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といったあたりは、実地でお伺いしないと、なかなか聞けない話だと思うんですよね。
う~ん、しかし期待していた程、顕著な効果は出ていない面があるという話は、残念やなあ。。。

ただ、この取組、全国的にも、まだ始まったばかりなんですよね。
で、他にも複数の自治体さんが異なる手法を使ったり、異なる施設を対象とする形で取り組んでおり、そういった自治体同士が連絡・協議・情報交換等しているということも、今回の視察で知ることができました。
こら、今後もちゃんと追いかけていかんとあきませんね。

というわけで、簡単な視察のご報告でした。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


給与の見直しができないなら、職員数を削減するしかないんですよ、公約実現のためには。そのくらい分かってますよね、市長???

2016-11-14 12:23:38 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

最近の、お腹抱えて笑ったネタ。
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http://corobuzz.com/archives/80914

 


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くれぐれも読むシチュエーションには注意!でお願いします。

さて本題。
出だしとは大きく異なり、かなりハードな内容です。

具体的な内容は控えますが、ちょっと看過しがたい話が出てきかねない雰囲気なので、この場で釘を刺しておく!というのが今回のブログの趣旨なので、あしからず。

と断った上で、まず、こちら時々、引っ張り出してくる市長のマニフェストをご覧下さい。
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骨子としては
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●西宮市の財政は危機的な状況にある
●この状況を打破するための方法は二つしかない
 ⇒一つは市の事業の取捨選択を進めること
 ⇒もう一つは人件費を削減すること
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ということになりますね。
仰るとおりだと思います。


さて、人件費を削減するためには大きく分けて二つの方法があります。
一つは職員の給与費を削減すること。
しかしながら市長は職員給与の削減には取り組んでいませんし、今後も取り組む意思がなさそうだというのは、これまで再三ブログでもご報告してきたとおりです。
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【ご参考】
いやいや、それって貴兄が市長に就任する前の話ですよね。で、貴兄は、これまで何をしてきて、これから何をするんですか???@2016年8月のブログ

となると、公約を実現するためには、もう一つの方法である職員数の削減に取り組むしかありません。
でも、技能労務職の採用再開したしなあ。
なんか、真逆の方向の話も聞くしなあ。。
どうも、やる気があるとは思えんよなあ。。。
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【ご参考】
改めて、行政改革に関する自らの主張を蔑ろにする、市長の姿勢を糾弾します! ・・・でも、これも彼にとっては「マニフェストの文言の揚げ足取り」なんやろなあ、きっと。。。@2016年10月のブログ

ちなみに彼がどーこー言った・言わないというのとは関係ないレベルで、西宮市には人件費を削減しなければならない客観的理由があります。
こちら、市の決算資料に示された、西宮市と(人口・財政規模等が類似した)類似都市との間で、市民一人当たりの決算額を比較した資料の「(2)歳出」をご覧下さい
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こちらをご覧頂くと一目瞭然、
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●市の歳出総額は類似都市平均に比べて低い
●主に福祉に関する支出である「扶助費」、謝金返済に関する費用である「公債費」等も、類似都市平均に比べて低い
●ところが人件費だけが類似都市平均に比べて20%近くも高い
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ことがお分かり頂けるかと。
職員の人件費に要する費用が高いことで、他の必要な支出が抑制される。
これって、由々しい事態だと思うのですよ。
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【ご参考】
【番外編】その疑問!ズバリ答えます!@2014年4月のブログ

長期的な視点に立って考えますと。
今後、西宮市の財政は
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●少子高齢化の進行に伴う、市税収入の減少
●高齢化の進行に伴う、、医療・福祉・介護等、社会保障関係費用の増大
●公共施設・道路・橋・上下水道管等の更新補修等、老朽化対策に必要な費用の増大
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等の要因のため、一層厳しくなっていくと予想されます。
そんな中、求められる行政サービスを高い水準で提供していくためには
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●行政が行う事業の取捨選択を進め、不要な事業は廃止・外部委託等すると共に、
●行政が担うべき事業であっても、その中味の効率的・効果的な運用に努めたうえで、
●人員を適正に配置する
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といった取組を進めることが必要だと思っています。
「今のままの仕事を、今のままのやり方でやっていたら、人が足りない!だから、どんどん人を採用!!」なんてのは、このご時世に到底通る話ではありません。
こんなこと、わざわざ指摘しなくても分かりきった話だと思うんですけどね。
そもそも、市長自身が、そう主張してましたよね???という話なわけで。

というわけで今後に向けて、改めて、釘を刺しておきます!という話でした。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。