西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

重要なのは、国全体の行政システム一元化推進&各自治体がその流れに乗ること。今回のミスから学ぶよう求めます!

2022-06-17 16:08:50 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

本日は今年1年間の
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●正副議長に正副議会運営委員長・各常任委員会の正副委員長といった議会役職
●各議員の所属する委員会
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等を決定する、いわゆる役選。
なんやかんやと出たり入ったりになってしまい、時間が甚だブツ切れ状態。
なんにもできないのは、ホンマかなわんなぁ...
でも昔に比べると、ほんとに早く進むようになりました!

さて本題。
以下、ちょうど一週間前の新聞記事です。
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介護払い戻し 128人に支給漏れ 西宮市
西宮市は10日、介護保険サービスの自己負担額を超えた利用者に払い戻す費用について、延べ128人に計約160万円の支給漏れがあったと発表した。算定システムの設定ミスが原因で、改修後、対象者に追加支給する。
市によると、支給漏れは「高額介護サービス費」が2020年1月~今年1月、「高額総合事業サービス費」が17年4月~今年1月の利用分で確認された。国の基準で認められている訪問介護サービスなどの自己負担額を含めずに算出していたという。
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ちなみに、このことが明らかになった経緯は
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●公費負担医療対象者の高額介護サービス費等の算定において、一部の保険者で誤りがあることが判明した
 (つまり、他の自治体で同じ問題が発覚した)
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●これを受けて昨年12月、厚生労働省から全国の自治体に、算定事務における確認依頼の通知があった
   ↓
●介護保険システム委託事業者等に確認したところ、西宮市でもシステム上の計算方法に誤りが判明した...
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というものです。
より詳細な内容は、こちら。
   ↓


大前提として確認ミスがあったこと、それによって多くの市民の皆様に迷惑をかけてしまったことは重く受け止め、反省するべきと考えています。
一方で、委託事業者によって改修されたシステム上の誤りを「全ての自治体が100%もれなく確認するべき!」というのは正直、限界があるのでは???と思ったりもするんですよね...

そういう意味で「総務省主導で地方自治体の行政システムを統一化!」という話こそ、前に進めるべきだと思うんですよね。
そして自治体は、その過程において
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× 過去の業務のやり方に固執し、そのやり方に合うよう個別でシステムを改修する
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〇 システムに合わせて業務の進め方を見直し、効率化を図る
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という姿勢で臨むべきと考えています。
そうすることで、人手不足が叫ばれるIT業界全体の状況改善にも繋がるのでは???とも思うんですよね。
自治体にとってもシステム担当者を減らすことができ、こうしたミスもなくすことができる。
なによりシステムの維持・改修・保全に必要となる莫大な費用負担が大幅に軽減されるのは、とても大きいことだと思いますし。

というご報告&雑感的な内容でした。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。

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