西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

建替や改装の際には、利用者の声を聞くべきでしょ?その方がよい施設になると思うのですが...

2022-10-07 09:41:04 | すべての人にやさしいまちを実現するために

昨日のメインイベントは高木公民館で月に2回、ボランティアの皆様が作る手作り料理を70歳以上の高齢者が食べ、楽しむ「やすらぎ給食」。
午前9時の準備開始から、午後1時半ごろの撤収迄みっちり参加してきました。
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高木地区社会福祉協議会の給食部の皆様が、こうした活動を手弁当で行ってくださっています。
その継続的で、熱意ある活動には本当に頭が下がります。
つくづくと、こうした地域の力に感謝し、大切にしなければなりませんね。
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「やすらぎ会」高木地区社会福祉協議会 給食部

もともとは他の地域活動の場で、
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●やすらぎ給食の会場となる公民館の集会室が畳敷き。
→利用者は正座し、座卓を使うことを前提としているというのが、市の考え。
●が実際には、集ってくださる高齢の方には足腰が弱い方も多い
→正座より、むしろ机と椅子の方が好ましい
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机と椅子をよそから持ち込んだりして利用しているが、机も椅子も足りないし、とにかく大変…
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というお声を頂いたことから、現場を拝見しに伺ったという次第です。

で現場を見た感想ですが、つくづく仰る通りやな…と。
なので担当部署に対しては、
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●机と椅子を増設すること
→机と椅子の利用が前提となると、畳も傷みやすいので畳の上にカーペットを敷くなど、なんらかの対応を取ること
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ができないか、相談しています。
さて、どうなりますことやら…

で現場に行って、思ったことがもう一つ。
会場である高木公民館の調理室ですが、来年1月~3月頃までかけて改装予定とのこと。
この調理室を主に利用されているのは、やすらぎ給食を提供する高木地区社会福祉協議会(以下、高木社協)の皆様だそうです。
ところが、この調理室を改装するにあたっての改善希望を、高木社協の方々にヒアリングしていない。
また改装後、どのような点がかわるのかを当事者である公民館も、高木社協の方々も知らないんですよね。
「それって、どうなん…」と思い、担当課長にぶつけたところ「私もそれは問題だと思います…」的な回答が返ってきまして。。。

残念ながら、高木公民館については声を吸い上げたとしても「内容にもよるが、今から工事に反映することは難しい…」とのこと。
それはそれで仕方ないとしても、来年度以降、大きな工事の対象となっている公民館については事前に声を吸い上げる努力をするべきですよね。

例えば、育成センターの新築・改築・増築等に際しては、保護者・指導員等、施設利用者の意見・要望を収集して進められることとなっています(ただ、この約束も最近はやや軽んじられていたようで、非常に残念に思っています)。
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【ご参照】
しぶやの市政報告4号@2005年11月発行


つらつらと「施設の種別に関わらず、事前に利用者の声を聞くべきでしょ!?」と思うんですよね。
もちろん、いくら声を聞いてもできること・できないことはあるでしょう。
でも現場の声を聞いてこそ、利用者にとって使い勝手の良い、人気の高い施設をつくることができるのでは???と思うわけで。

つくづく、市民の声に耳を傾けるという当たり前の姿勢をもっと強く持つべきだと思います…
ここら辺の話がよい方向に向くよう、私としても、改めて広く働きかけていきたいと思います。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。

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