西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

「著しく危険、不快、不健康又は困難な勤務」に対して、支給されるはずの特殊勤務手当。でも見直すべき部分が沢山ありますよ!

2023-06-16 14:47:40 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

本日から6月議会スタート。
一般質問の機会を頂いており、そこを充実させねばならんのは勿論のこと。
他にも色々と気になる話があり、なにかと準備が必要だと感じています。
そこらへんの話も追々、ご報告していかねばですね。

さて本題、もうちょっと続く3月議会での代表質問のご報告の続きです。
今日の話題は、6月議会の一般質問でも取り上げる予定の特殊勤務手当について。
それでは、どうぞ。

-----
【質問】
特殊勤務手当のうち、じんかい処理作業従事手当、ポンプ場業務従事手当、税務事務従事手当等、給料との二重支給性が疑われるものや、必要性に疑問があるものについて見直すべきと考えますが、市の見解はいかがでしょうか?
 ↓
【答弁】
特殊勤務手当につきましては、これまでも近隣他都市の状況等を踏まえ、廃止や減額改正などの是正を行ってきたところですが、現在の給与水準との関連の中で、その必要性についても更なる検討を行う必要があると考えております。
 ↓
【意見要望】
質問で例示したうち、じんかい処理作業従事手当は、ごみ収集業務等に従事した場合等に支給される手当です。
そもそもこれは職員にとっての本来業務であり、特別な手当が必要という理屈自体、私には理解できません。
ましてや民間では2人で収集している地域もあるのに、市の直営地域では全て3人。
一人当たりの給与も民間に比べて大幅に高い。
これでは到底、納得できないというのが、普通の市民感覚でしょう。
ポンプ場業務従事手当についても同じことが言えますし、国民健康保険をはじめ、他部署でも同様の業務に従事している中、税務事務に従事する職員にだけ手当が支給されるのも理解できません。
「更なる検討を行う必要があると考えて」いる旨、答弁がありました。
これだけ財源がない、財政が厳しいというなら、早急に特殊勤務手当全体の見直しに取り組むべきです。
強く指摘しておきます。
-----

特殊勤務手当は「著しく危険、不快、不健康又は困難な勤務その他の著しく特殊な勤務」に支給される手当。
でも、もともと市職員の給料って、同業の民間職種に比べると圧倒的に高いんですよね。
そんな中、さらに手当を支給するという考え方自体、どうにも納得しかねるのですよ、私には。
 ↓
【ご参照】
しぶやの市政報告52号×裏面@2018/2発行


今の西宮市役所は、ここらへんの見直しに甚だ消極的。
でも、こういうところこそ率先して見直していくべきだと私は強く思っています。
そのつもりで、しっかり今後も取り組んでまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。