昨日から6月議会×一般質問スタート。
とりわけ今回がデビュー戦となる新人議員さんについては、興味・関心のありどころや質問のスタイル、キャラクター等、見えてくる部分が多いと感じていまして、なかなかに興味深い。
そう考えると「自分の質疑以外には興味がない!」ということを「自分の質疑以外は、すべて欠席!」という態度で示している方には驚きしかありません…
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さて本題、来週月曜日に一般質問の出番を控え、今日が3月議会で行った代表質問のご報告の最終回ですよ。
それでは、どうぞ。
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最後に予算全体について申し上げます。
私は2023年度予算について具体性に乏しく、小粒な内容だと感じています。
新規施策や示された方向性に目新しいものは少なく、言葉は踊っているものの、それに伴う内実は乏しいというのが率直な感想です。
こうした予算編成にならざるを得ない背景にあるのが本市の財政状況です。
ごく単純化して言うと、基金はあるし、借金も少ない。
そういう意味で財政全体で見ると、決して悪くはない。
ただし収支構造の硬直度が著しく高いために、今ある事業に加えて、新たに事業を行う余地はきわめて少ない。
今後、既存の市民サービス、とりわけ医療・年金・介護といった分野の支出が拡大していく中で、基金の取り崩しが加速的に進み、一気に財政状況が悪化することも危惧される。
これが本市の財政状況だと思います。
私はトップダウンとかボトムアップとか、そういう言葉遊びには興味がありません。
今後、新たな住民サービスの充実に努めるために。
それ以前の問題として、既存のうち必要な行政サービスを提供し続けるために。
著しく硬直した収支状況の改善に取り組み、きちんとした成果を示して頂きたい。
私共、会派・ぜんしんは、そうした観点から、市政改善のための指摘・提案・問題提議等、私たちが必要と考える取組を今後も継続していきます。
このことを約束して、私、澁谷祐介の会派を代表しての代表質問を終わらせて頂きます。
ご静聴ありがとうございました。
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当たり前の話ですが、この質疑をした時点では選挙前だったんですよね。
なんだか遠い昔のような気がする…
こうして活動を続けていけていること、とてもありがたいことだと思っています。
お預かりしているご期待にお応えできるよう、改めて、しっかり努めてまいります。
次回からはおそらく一般質問のご報告シリーズが中心になろうかと思いますので、乞う・ご期待。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。