西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

西宮商工会館の建替えについて① ~これが昨年12月議会での一般質問のメインイベントです!

2020-01-10 13:22:27 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

昨日から十日戎スタート。
というわけで昨日は一日中、今日も午前中は浜脇消防分団に出動していました。
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昨日は、あまり人も多くなかったのですが、週末の今日夕方以降と明日はかなり混雑しそうな感じですね。
改めて、今年一年、多くの方の商売繁盛を願いつつ。


さて本題、昨年12月議会での一般質問のご報告の続きです。
今日から始める「商工会館の建替えについて」こそが12月議会での一般質問の私的メインテーマですよ。
それでは早速、始めます!

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11/13に行われた民生常任委員会において「西宮商工会館の建替えについて」所管事務報告が行われました。
大まかな内容は
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●商工会議所は法で定められた、市内唯一の地域総合経済団体であり、本市の産業振興施策に果たす役割は、きわめて重要
→その拠点施設である西宮商工会館が昭和41年の建設以降53年を経過し、老朽化が進んでいることから建替が必要
→建替事業を主体となって担うのは西宮商工会議所だが、市としても必要な支援を行うことを考えている。
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というものでした。
大きな方向性に異論はありませんが、個別に見ていくと、疑問に思う内容もあります。
そこで今回の質疑では、その中から大きく3点を取り上げます。

一点目は、商工会館の建替計画が、きわめて不透明な形で進められている、という点についてです。
現在の商工会館の土地と、建物の多くは市が保有しており、商工会議所に無償で貸与しています。
当然、既存建物を解体・撤去するためには市の承諾が必要です。
また建替計画が市の補助を前提としたものである以上、必要な事項を議会に報告すると共に、市としての方針を示したうえで計画を公表するのが当然です。
ところが商工会館の建替計画は、本年9/25発行の西宮商工会議所報10月号掲載の記事で、唐突に発表されました。
当該記事では「新西宮商工会館 令和4年の完成に向けスタート!!」と完成時期を明示すると共に、施設の配置など具体的な内容が示されています。
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商工会館の建替を検討する「検討特別委員会」には、市の産業文化局長がオブザーバーとして出席しているにも拘らず、商工会館の建替や関連して必要となる事項について、議会への報告が一切ないまま商工会議所から建替計画が発表されたのは異常です。

二点目は、市が所有している商工会館の土地の貸付条件についてです。
まず、商工会議所が「収益事業」と位置付けている「会館・共済事業」の内容を整理した資料⑤についてです。
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市は先月行われた所管事務報告において「営利を目的としない土地の利用を前提に、これまで同様、無償で土地を貸し付ける」考えを示しました。
一方で、商工会議所が基本計画で示した収支計画には「タイムズ24からの提案」として「時間貸し駐車場」による収入が年間876万円見込まれています。
これは明らかに「営利を目的とした事業」です。
また「一般テナント529千円/月×12月」として年間635万円の収益を見込んでいますが、市が無償貸与した土地を「一般テナント」に有償で貸し出すことは「営利を目的とした土地の利用」にあたらないのか、疑問に思います。

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どちらかと言うと、ここらへんは、まだ触りの部分。
まだまだ、いろんな話が出てくるので、次回以降もお付き合いくださいませ。

というわけで、今日のブログは、このへんで。

それでは失礼いたします。


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