西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

他の町に行ってこそ分かることも多々ありますね。というわけで尼崎市会議員選挙の応援に行ってきました。

2017-06-02 22:46:14 | 主張・広報と活動のお知らせ

現在、お隣の尼崎市では市議会議員選挙の真っ最中。
というわけで日曜日のポスター貼りに引き続き、寺坂よしかず候補の応援に行ってきました。
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左から順に豊中市の神原議員、洲本市の木戸議員、肝心かなめの寺坂候補で私。
ちなみに応援に行ってきた寺坂候補は現在41歳・3期目の現職市議会議員でHPはこちらです。
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http://next-amagasaki.jp/manifest/

んで何をしてきたかというと、今日は主にこのタンデム自転車に乗って、尼崎市街をグルグル回ってきました。
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や、これ選挙用のツールとしても、かなりの優れものですな。
単純に目立つし、子供たちをはじめ町ゆく人の注目度も高いし、頑張って漕ぐとスピードも出るし。
延々これで移動していると、かなり消耗しそうな感じではありますが。

で今回、尼崎の町中を広範囲に移動して思ったのですが、尼崎市って公園の数が西宮市に比べて、圧倒的に多いんですね。
しかも、ものすごくきれいで規模も大きい公園が多い。
おまけに小規模な公園でも、子供向けの遊具がかなり充実しています。
これって正直なところ意外やな、と。
私の中では、尼崎市には工業都市的なイメージが強くて、公園が充実している!というようなイメージってなかったもので。

このように大規模な公園が多数整備された背景には、おそらく

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●西宮市と異なり、尼崎市には山間地がない。そこで一定の緑地を確保するため、意図的に大規模な公園を多数配置している。
●尼崎市が工業地帯として元気であり、都市財政にも余裕があった時代に住環境工場・公害対策といった要素も含めて、緑地の割合を増やした。
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といった要因があるのではないのかな、と。
で、子供向けの遊具が充実している背景には、子育て世代の流出に対する危機感があるんやろうな、と。
あくまで私の憶測ではありますが。

こういう風に隣の町を見て、わが町と比較すると、やっぱりいろいろと違うんやな~というのが改めて見えてきますね。
「子育てするなら西宮」とうたっているものの、尼崎と比較すると、わが市の公園は明らかに数も規模も貧弱。
おまけに遊具が使えない状況になっていたり、老朽化が進んでいたりといったことも、とても多い。
そんなことを痛感してきました。

こうした町の違いを作る要因として、やっぱり政治の果たす力って大きいと思うんですよね。
だからこそ、多くの方に少しでも関心を持っていただきたい、投票に行っていただきたい。
そう思います。
なにせ、前回4年前の尼崎市議会議員選挙の投票率は41.38%。

西宮も似たような投票率ではありますが、こういう状況って、ほんと厳しいんですよね。
それは私や寺坂議員のような特定の支持基盤候補を持たない無所属議員にとって。
そして、しがらみなく町の将来の形を作っていきたいという、ごくごく当たり前の考えを持ち、きちんと選挙にもいかれるような方々にとって。

と改めて、いろいろなことを考えさせられた、今回の尼崎遠征でした。

なにより、まずは寺坂候補が自身、納得できるだけの結果を出せるよう、大いに期待しています。
それでは今日のブログは、この辺で失礼いたします。


学校は市民集会施設としても、もっと活用できるはず!その検証のため、まずは試行実施が必要です。

2017-06-01 14:03:18 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

遅ればせながらクローズアップ現代、視聴完了!
かなり出だしの「僕にとって試合前に予想された最悪の結果って、変な判定で勝つ事なんですよ。」で個人的にノックアウト。
村田選手にとっての「予想された最悪の結果」って、「どうゆう形であれ負けること...」じゃなかったんや!!!
当たり前やけど、ものすごい高い所を見てはるということですよね。。。
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http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3982/index.html


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で、「やりきったというより、自分に対する半信半疑だったんです。プロの世界の一流とやったときにどこまで通用するのだろうという気持ちがあった。」というあたり、ぶっちゃけ同じ思いを持ってるボクシングファンって多かったと思うんですよ。
試合前には厳しい予想を口にするファンも多かったですし。

でも「やってみて通用するところがあると分かったし、こう改善すれば自分自身もっとよくなるんだなと分かった。伸びしろのある自分の可能性を発見できたという気持ちが強かったです。」というあたり、試合結果も踏まえてステキすぎる。
今後さらなる飛躍に期待せずにはいられませんね。

さて本題。
「地域における施設の総合的有効活用方針について」という報告が先日、民生常任委員会であったので、今日は、その内容について。
西宮市は公共施設の総量縮減に取り組んでおり、その一環として市民館・公民館等、地域集会施設のあり方について検討を進めています。
で、今回の報告では
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1.地域力を高めるために必要な活動拠点を確保する
2.市民館等の施設を地域課題解決のために活用する
3.地域資源である施設の規律及び維持管理の最適化を図る
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という三つのポイントを念頭に方針を取りまとめたそうな。

んで今回の検討の結果、今後、
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・用途変更による削減によって、市民館及び公民館全体の総面積から1697.74㎡を削減
(対象:香櫨園市民館、夙東市民館、甲東センター、鳴尾中央センター)
・耐震化による建て替え時に平屋への建て替えやスケールダウン(縮小化)することによって、市民館及び公民館全体の総面積から457.13㎡を削減
(対象:網引市民館、市庭市民館、大箇市民館、北甲子園口市民館、甲陽園市民館、平木市民館、八ツ松市民館)
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という見直しを進める方針が明らかにされました。
これによって市内の市民集会施設の総床面積は約2154.87㎡、概ね6.1%が削減されることになります。
が、今回の見直しには、いろいろと異論があるんですよね、私。

私、公共施設の総量縮減が必要という話には賛同しています。
そら今後、
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●人口が減り、
●施設の老朽化も進行していく
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中で、これまでと同じ量の施設を保持し続けていくことは不可能だと思いますし。
でも、だからって真っ先に、市民集会施設の総量縮減に取り組むってのは、ものすごく不可解やな、と。
そもそも、これらの施設の床面積は、市が保有する施設全体の2~3%程度でしかありません。
それに地域活動に力を入れる各種団体の地域活動の拠点となっており、これら施設の量を減らすことは、そのまま地域力の減退にも直結しかねません。
ちなみに今回の見直しによって削減される施設量は、市が保有する施設全体から見ると、わずか0.03%にとどまるそうな。
それって、どうなん???と。
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【ご参考】
本気で、公民館&市民館等の統廃合を進める気なの???だったら大問題だと思うわけで。@2015年9月のブログ

ちなみに私、「なにがなんでも市民集会施設が必要!」と考えているわけではありません。
どちらかというと、「統廃合とかを進めるのであれば、活動拠点として活用できる場所を確保することが重要!」だと考えています。
そして、そういう観点からは学校の活用がマスト!だと思うんですよね。
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【ご参考】
市保有施設の総量縮減に取り組む以上、学校施設の活用はマスト!ですよね。これは小さいけれど、大きな一歩です(^^)v@2017年4月のブログ

なお、今回の方針でも「継続協議予定内容」の中に、「児童数が減少し、小学校で余剰教室が発生し始める時期には、小学校を地域の拠点施設とする方策について検討していくこととする」と明記されています。
これ、上のブログに書いた過去のやり取りとかもあって、一歩踏み込んだ話だと思うんですよね。
でも、それなら、この機会に、もっと具体的な話を進めるべきでしょ!と。
例えば、平屋への建替えが検討されている平木市民館なんかは、それこそ平木小学校の余剰教室を活用するべきなんちゃうの??と。
1学年当たり2~3学級というクラス数にも関わらず、各学年に学年集会室が設置されているあたりを見ると、これって「余剰教室が発生し」ているということなのでは???と思ったりするわけで。
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【平木小学校の教室利用状況】

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平木市民館で、話を前に進めることが出来れば今後、他の施設でも同様の話が出てくるはず!
だからこそ、この第一歩、とても重要だと思うんですよね

「総論賛成、各論反対!」的な話について、単に反対するというのは、あまり責任ある態度とは言えないと思っています、私。
だからこそ、きちんとした対案を示しつつ、しっかりと今後の推移を見守っていかねば!ですね。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。