四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

夫の背中!!

2015年01月07日 20時10分01秒 | 詩歌

金毘羅宮にて。右は参道で買って食べた「嫁入り和三盆ソフト」。讃岐の人ならだれでもわかる嫁入りの「おいり」がトッピングされてます。結構、合いますよん。

★フリートーク
 本日は今年の初講座でした。術後の声の違和感と風邪引きで鼻喉が治らず、しゃべりが重い・・・と皆様に指摘されました(苦笑)。それでも話し出すと、忘れてしまい、楽しい2時間となりました。久ぶりにカルチャーに出向き、シャキッと感は得られました。帰宅しますと二人の妊婦がゴロっと寝そべっておりました。二人とも妊婦健診だったようです。休む間もなく3軒分の夕食を・・・写真(下)をどうぞ!!そんなに数品多くできたもんじゃないですよ~!
昨日と二日分の記録です。


 夫(つま)が背に 冬陽の射すかな 幾年の 思い馳せつつ 初詣する  詩子                            

 長年連れ添った夫の背中には私でないとわからない思いがあります。どこの夫婦でも同じですね。何故か、今年は冬陽が夫の背を温めていることにほっとする思いでした。思い起こせば、37年めに入るんだという長い年月とこれから先はどれだけ長く居られるのか・・昨年、夫婦揃って病気に見舞われてしまったので不安もあり、なおさらに感慨深い温もりとなりました。今この場が平穏無事であることを殊更に安堵し、白い息を吐きつつ、リズミカルに歩む参道にあって、ふつふつと湧くのはできるだけ長く安泰でありたいというささやかな思いでした。と同時に走馬灯のように思い出されていくのは私自身の平凡な60年間でした。たいしたことはないものの・・・人生の主役は自分ですから、節目に詠んだ詩として残しておこうと思います。

 と、年明け早々に殊勝な心掛けを見せては見たものの、それは私の内なる世界での話です。現実には・・・というと私たち夫婦は喧嘩などにはならないのですが、どうもお互いに持っている五行が違うので「何で、そうなるの?」という理解できない感はあります。夫は甲の木大過。私は己の土大過。干合しているので何も問題なくスムーズにいくのですが、木の気持ちは土にはわからないのではないかと思います。あちらには土がないですから、土の気持ちや行動は理解できないようです。これを相性が良いというならそうでしょう。陽気な木火の夫に辛気臭い陰命の妻です。朝からギターを弾き、フォークやら演歌を歌う夫の傍らで、眉をひそめてPCをにらんでいるのは嫁の私です。陰命で何事も優柔不断な決断力に欠ける私には、陽命の即断即決の強引さは好相性だとは思います。ただ、いつも言われるのは、「はっきり言え!言わないとわからん!!」。つまり、曖昧はいけないという指摘です。私にしてみれば、よくあれだけグイグイといけるものだと思ってしまいますが・・・「人に嫌われるよ、アンタ!!」と言いますと、「嫌いな人は嫌いで結構。僕は間違ってない!!」と言い切ります。いつも話の筋は通っていますし、理論では敵いませんから、やっぱりこれからの人生も今までどおりの二人の掛け合いが続くと思います。

 次の詩は私が夫と恋愛中に詠んだものです。結婚式の披露宴で司会者に読まれて、誰が許可したのか・・・花嫁姿の私はニッコリ(クソ~~っと腹の中で憤慨)。

 君が背を 見つつ歩む 草いきれ 山鳥の声の 思い告ぐるごと  詩子22歳                         

 この歌はどういう詩かと言いますと・・・初夏の草原を歩くのですが、山あいのことでどこからともなく山鳩が鳴く声が聞こえてくるのです。その鳴き声に呼吸を合わせるかのごとく、踏む足元の草からは熱い草いきれ(草を踏むとはハジケル、もわ~っとした草の匂いです。)が昇ってくるという意味です。それと若い私たちの心情も併せて詠んだ・・・というのが詩の心でした。

しかし今や、もうすっかり忘れ去りました!!!同じ背中でもこうも違うものかと・・・今や、憐れが漂いますが・・・(苦笑)



左が昨日・・シャケ、ヒジキの煮物、サトイモ煮物、菜の花おひたし、カブのなま酢
右は今晩・・牛肉とダイコンの煮つけ、冷奴、ポテトサラダ
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詩歌(大窪寺にて)・遁甲実施

2014年11月29日 21時47分37秒 | 詩歌

いつも登っている飯野山(讃岐富士)です。丸亀城より!

★フリートーク

久しぶりに詩歌です。

結願の 札所を見下ろす 銀杏樹の 思い重ねて 遍路行くらむ 詩子

 四国88番札所大窪寺、山深い谷合いにあるのですが、・・・人生に挫折したり、悩んだり、また大きな思いを成就させたいというさまざまな思いを持ってお遍路さんが巡る、最後の結願の寺です。この季節は紅葉もきれいなのでカメラマンがいらっしゃいます。また味噌煮込みうどんが美味しいので・・・というお客さまも。何よりも目立つこと、それはここは結願の場所であることです。長い苦しい巡業の果てに思いを達する遍路たちのさわやかな笑顔が見られるところでもあるのです。悩める若者たち、病気快癒を願かける人たち、様々です。般若心経の快い響きは傍に寄るだけでも癒されるものです。
 ロケーションもさることながら、境内には大きな銀杏の木がそびえています。今ではほとんどが色付いて散り果て、石畳を黄色に染めています。ひとひらひとひらに銀杏の木の慈悲深い思いがこめられて遍路さんたちの肩に止まっては落ちていったのではないかと・・・そのような情景に思いを馳せていますと、私の肩にも落ちてまいります。私など俗世の卑しい者なのに、またそんな深い思いもないのに銀杏紅葉は優しいものです。ただ、感動することはできます。それが幸福感だといつも思うのですが・・・

 さて、本日、夕刻に遁甲を実施して、先ほど帰宅したところです。
今は亥月水旺であることを考慮しまして・・・
 日盤:癸 癸 開門
 時盤:甲 癸 開門
で北西の方向に歩いてきました。前回と同じ方向でしたので、距離感が短く感じました。
最近は山登りもしていなかったので、なまった脚には心地よかったです。太腿のハムストリングはまだ健在のようです。しっかりとノートにまとめてきました(笑)。
 

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9月6日(2)詩歌

2014年09月06日 20時08分46秒 | 詩歌
★フリートーク

本日ブログ投稿は二つ目です(笑)。詩もあるので・・・

 羽根あらば 瀬戸の海など越えゆかむ 白峯御陵に 秋陽揺らぎて 詩子


崇徳上皇さん、古人(いにしえびと)です。ここ讃岐に流されてしまい、京に戻りたいとどんなに思ったことでしょう・・・こんな内海(うちうみ)を越えることくらいちょっと考えてみたら、何のことはないのでは・・・などとつい、思ってしまいますが、どれだけそのハードルが高かったことかと思いのほか、感じてしまった詩子です。瀬戸の青い島々が重なりあって、遥か彼方で空に解けてしまう・・・身動きできない人はそんな遠くをいつも見ているのでしょうね!!

 上皇さんの詠歌です。

 思ひやれ 都はるかに おきつ波 立ちへだてたる こころぼそきを

 都への思いを詠ったものですが、ここには恨みは感じられません。帰る居場所などないことはわかるのですが、こんな島に閉ざされては、寄せる波さえも立ちはだかって余計に身の上を憂えることになるのでしょう。お気の毒です。海原の波さえも自分を跳ね返す・・・そんな感覚でしょうか!!
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秋ですね~!

2014年09月03日 19時58分44秒 | 詩歌

セージの紫、赤がきれいに咲き誇っています。

★フリートーク

 一色(ひといろ)に 群れて飛び交う 秋アカネ 稲田の穂色に 染まりゆくらむ  ≪詩子≫

初秋の訪れでしょう!!ほんのり色付いた稲穂の頭、日に日に重くなるのか、ややうつむき加減・・・アカネ色のトンボたちは群れなして飛び交い、色付いた稲田とのグラデーション・・・・・見事です。
 初秋を感じるのはやはり朱色のアカネトンボ。空は澄み、空気にキレが出始める感覚・・・・季節の移ろいの中、ほっとする瞬間かと!!!

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 話は一変しますが、最近はお野菜が高騰して・・・というニュースが飛び交います。特にキュウリは例年の3倍とか。私はいつもは産直での購入を基本にしていますが、その産直にお野菜が不足している感があります。
 今年は奈良漬の第二弾を9月に仕込むのですが、瓜が育ちませんでした。バレエのT子先生に毎年お約束で1樽漬け込むのですが、今年は彼女と半分個になりそうです。酒粕はたくさん用意してたのに、残念です。来年用に保存しておくことにします。
 それでも我が家の菜園、今朝はキュウリ(写真)が豊作でした。すぐに義理姉と長女が手を出してきたので、「高いよ、高いよ、コレ!」と言いながら、おすそ分け。
他、7月末に切り戻した茄子の木に実が付き始めましたし、オクラも最盛期。シシトウ、ニラなどが調子いいです。トマトはもうダメ。がっくり・・・です。

 こちらの産直のフルーツは今は特産のイチジクですね。行く度に買っています。他、ブドウが美味しいです。特にシャインマスカットはハマっています。スーパーだと高くて買えないです。一房、2000円くらいかな、でも産直だと糖度も高めで1000円くらいで買えますね。
 最近少し、糖分の摂りすぎかも・・・(笑)。でも、ケチな主婦感覚、良い品が安いとつい、買って食べていますが、カロリーも考えないと、これから何やらの秋ですから、要注意ですね。
 本日はつまらない主婦のケチケチ話でした。
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桜の季節巡りて・・・

2014年04月06日 22時17分29秒 | 詩歌
 クロネコの宅急便の段ボール箱がえらく気に入りました!!

★フリートーク&難易度Ⅰ
桜の季節真っ只中なのにあいにくの雨模様です。先週のウィークエンドが良かったですね。桜の季節になると一句詠みたくなります。

 桜(さくら)花 人世の谷を 染め尽くし 幼子戯るを 老いし母と見ゆ  詩子

 桜をみれば、千年も万年もと願う老いし母。無心に戯れる幼子は足元も空も桜色に染まりゆくのを桜の渦に身を染めながら、追いつづけます。何年、続けてこんな光景を眺めて来たことかと・・・毎年、桜の季節には感慨が深くなる一方です。「永遠」と「儚さ」を一度に味わってしまうのが桜の妙味かと・・・・・・
また幾久しく出会えるならば、自分も幼子のように融けて行ってみたいと思ってしまいます。いつまでも無心でありたいと・・・心は願ってやみません。

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 本日は丁未ですが、明日は戊申。こちらをやってみましょう。

甲午
戊辰(木)
戊申
乙卯  と時干支をしてみます。

 戊日干で辰月木旺の生まれとなります。
八字を詳細に看てみましょう。日干戊は木旺なので死令です。辰は木旺ですので蔵干は乙2に対して戊1の数値の振り分けです。辰中乙は午の丙火によって燥の気が増し乙木はまた生火もしますが、甲の根としても有情です。年干の甲は天地に透り旺令の木です。その旺令の甲木が月干の戊土を制します。月干の戊はかなり減力しますが、年干の甲木は戊よりは減は少なく、午を生じてはいます。日干戊は甲木の官殺の剋は受けませんが、月干戊の幇もなく辰中戊土も甲木に強く天干から制されていますので辰中戊は日干の根としても幇なしです。日干戊は燥土なので申には洩らしはしません。あってもわずかです。また時干支は陰干支ですが、天地に透る乙官殺です。陽干の戊土を疏土開墾する力はありませんが、旺令の乙木です。戊日干は任じる責はあります。よって格は官殺格。日干戊は弱。用神取れず。喜神は火土 忌神は水木 閑神は金 調候は丙(午)と取ります。
 
 日干戊は弱日干ですので戊土の辰月木旺ですから、弱となる傾向はそのままなのですが、丙火によって戊土を強めて質的にアップすることが重要です。年支の午がありますが、辰には作用しますが、日干には遠隔で無情です。

 大運は男命なら火旺運に入りますので喜の傾向ですが、女命は逆行し、木旺運を巡ります。忌です。木剋土の傾向が強まります。木剋土の病源に注意となります。
 性情的には陽干の2戊土が透干しますので戊の性情が強く、自信尊大な印象です。また地支ともに弁が立ちます。器用ではあると思いますが、木性の官殺が強いことからも気配りや情は深く神経質とはなりますでしょう。

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