★中医
今日は処暑だったのですね。暑さがおさまるところっていう意味なのでしょうが、ますます猛暑ですね。関東は久しぶりの猛暑とか・・・こちらは毎日ですから、体も慣れていて暑いのが普通!!ってところです。毎年、お盆も過ぎて暑さがおさまってくると早く秋にならないかなあ!なんて残暑が疎ましく感じるのですが、もうそんな発想はしないことにしています。まだ耐えれるぞ!ドンとこいって意気込みです。
とか、言いながら暑さに身体もアップアップなのでしょうか!最近は朝から眠いです。とにかく夜間の睡眠、昼寝、たっぷりと取りたいと思います。無理ですけど・・・・私は元来、不眠には縁のない体質のようです。夜も興奮して腹が立つことがあってもスッと寝つけて朝がくるから自分でも呆れます。その傾向が夏は拍車がかかるように思うのです(笑)。
さて、昨日はこちらは受講生たちの研究会でした。提示命を紐解きながら、皆さまも解命も伺うのですが、そんな中で病源のお話が出ました。命理での病源はやはり中医学に少し通じているほうがわかりやすいですよ!!というお話になりました。滴天髄にしても疾病論を読むにあたっては中医の知識があったほうが読みやすいです。特に陰陽論・五行説は中医学の理論体系であり、人体の組織構造や生理機能、疾病の発生や進行を説明するに使われますし、診断や治療の方針など様々な分野で使われています。
人体の構成も五行説で木火土金水の相互作用として説明しているのですが、西洋医学では全く使われない臓器や人体の流通経路があります。本当にびっくりされていましたが・・・
今日はそんな中で一つ・・・
滴天髄に「精神」というところがあります。広義の精神は辞典を引けばわかるでしょうが、そうではなく命理でいう精神は任氏の解説によれば「精」と「神」に分けての解説がありますが中医理論を後ろ盾に言っているとしか思えません。任氏は精とは我を生じる神だと言います。そのあたりは非常に難解なのでブログなどでお話することではないですが、中医でいう「精」とは何なのか、以下に少しだけご紹介しましょう。理解していただければ幸いです。
人体は気、血、津液によって構成されているのですが、血はいわゆる血液です。津液(しんえき)は人体を構成している水分全体をさす総称です。中でも「気」は経絡を通して体中を巡っている眼には見えないものですが、人体の中で物質が変化したり、代謝するのに関わるものです。
気の種類は大まかには宗気、営気、衛気、元気などです。これらの気を作るもとになるのが水穀の精微、自然界の清気、先天の精気です。この先天の精気とは何かといいますと両親という陰陽の精子と卵子が生み出すものでDNAによる生得的な気のことです。また精微とは水穀のことを言っているのですが、生を受けた後に飲食によって体に取り込んでいく栄養のことです。自然界の清気とは太陽や自然界の水、土壌を指すのだと思われます。
また「精」とは人体の作用の中でも生殖に関わるものでもあり、生の根源でもある「腎」の気にもつながります。生命は腎にあり!と言われますから。ともあれ、精気のもつ深い意味を中医的観点から理解しておくと命理でいう精神の解釈がとてもわかりやすいかと思うのです。
というように「精」とは親から受け継いだものや、自然界から受ける恩恵を指すものだということがわかりますね。そんな意味合いから今度は滴天髄を読んでみたら、なるほどと思うところがあります。解釈はいろいろですが、興味深いです。
何のこっちゃ?と思われる方もいらっしゃると思うのですが、頭の片隅にちょっとだけおいてくだされば嬉しいです!!
★実父の三回忌でYORIと私の弟の孫と。こんな写真も記録しておきたいので・・・・
実はブログ本が5冊めもできて、私個人の日記として保存しています。誰にも見せたことがないのですが、こういった写真など
記録したいなと思って・・・
今日は処暑だったのですね。暑さがおさまるところっていう意味なのでしょうが、ますます猛暑ですね。関東は久しぶりの猛暑とか・・・こちらは毎日ですから、体も慣れていて暑いのが普通!!ってところです。毎年、お盆も過ぎて暑さがおさまってくると早く秋にならないかなあ!なんて残暑が疎ましく感じるのですが、もうそんな発想はしないことにしています。まだ耐えれるぞ!ドンとこいって意気込みです。
とか、言いながら暑さに身体もアップアップなのでしょうか!最近は朝から眠いです。とにかく夜間の睡眠、昼寝、たっぷりと取りたいと思います。無理ですけど・・・・私は元来、不眠には縁のない体質のようです。夜も興奮して腹が立つことがあってもスッと寝つけて朝がくるから自分でも呆れます。その傾向が夏は拍車がかかるように思うのです(笑)。
さて、昨日はこちらは受講生たちの研究会でした。提示命を紐解きながら、皆さまも解命も伺うのですが、そんな中で病源のお話が出ました。命理での病源はやはり中医学に少し通じているほうがわかりやすいですよ!!というお話になりました。滴天髄にしても疾病論を読むにあたっては中医の知識があったほうが読みやすいです。特に陰陽論・五行説は中医学の理論体系であり、人体の組織構造や生理機能、疾病の発生や進行を説明するに使われますし、診断や治療の方針など様々な分野で使われています。
人体の構成も五行説で木火土金水の相互作用として説明しているのですが、西洋医学では全く使われない臓器や人体の流通経路があります。本当にびっくりされていましたが・・・
今日はそんな中で一つ・・・
滴天髄に「精神」というところがあります。広義の精神は辞典を引けばわかるでしょうが、そうではなく命理でいう精神は任氏の解説によれば「精」と「神」に分けての解説がありますが中医理論を後ろ盾に言っているとしか思えません。任氏は精とは我を生じる神だと言います。そのあたりは非常に難解なのでブログなどでお話することではないですが、中医でいう「精」とは何なのか、以下に少しだけご紹介しましょう。理解していただければ幸いです。
人体は気、血、津液によって構成されているのですが、血はいわゆる血液です。津液(しんえき)は人体を構成している水分全体をさす総称です。中でも「気」は経絡を通して体中を巡っている眼には見えないものですが、人体の中で物質が変化したり、代謝するのに関わるものです。
気の種類は大まかには宗気、営気、衛気、元気などです。これらの気を作るもとになるのが水穀の精微、自然界の清気、先天の精気です。この先天の精気とは何かといいますと両親という陰陽の精子と卵子が生み出すものでDNAによる生得的な気のことです。また精微とは水穀のことを言っているのですが、生を受けた後に飲食によって体に取り込んでいく栄養のことです。自然界の清気とは太陽や自然界の水、土壌を指すのだと思われます。
また「精」とは人体の作用の中でも生殖に関わるものでもあり、生の根源でもある「腎」の気にもつながります。生命は腎にあり!と言われますから。ともあれ、精気のもつ深い意味を中医的観点から理解しておくと命理でいう精神の解釈がとてもわかりやすいかと思うのです。
というように「精」とは親から受け継いだものや、自然界から受ける恩恵を指すものだということがわかりますね。そんな意味合いから今度は滴天髄を読んでみたら、なるほどと思うところがあります。解釈はいろいろですが、興味深いです。
何のこっちゃ?と思われる方もいらっしゃると思うのですが、頭の片隅にちょっとだけおいてくだされば嬉しいです!!
★実父の三回忌でYORIと私の弟の孫と。こんな写真も記録しておきたいので・・・・
実はブログ本が5冊めもできて、私個人の日記として保存しています。誰にも見せたことがないのですが、こういった写真など
記録したいなと思って・・・