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☆毛布に潜ってますけど・・・鼻くそテンが目立ちます💦
☆命理
先日のことですが、自宅講座の生徒さんのお1人が弁証論治をして頂ける漢方堂を選びに選んで暖簾をくぐりました。早速に予約して再度行きましたら、いきなり脈診でのチェックが入ったそうです。その際の先生が発する言葉の内容が何と命理とピタッと一致していたというお知らせを頂きました。よし、それなら私も行くぞ!!と勢い込んで夫を連れて二人とも看て頂きました。眼からウロコの脈診でした。その道30年、漢方堂は江戸時代から300年の歴史を誇るお店だったのです。こんなところにあったなんて・・・しばしば通る商店街ですのに目に入ってなかったのが悔しい思いでいっぱいになりました。いつも近くの饅頭屋さんにばかり足を運んでいた自分が情けないです。
八字と大運を看て自分のどこが弱いかを判断して今の健康状態からおそらくこんなのを飲めば良いのだろうというくらいの判断はしています。また他の漢方堂の先生に問診して頂き処方も頂いてはいましたが、脈診をすればさらに核心に至りますから何を最も必要とするのか確信できるのです。こんな素晴らしい方法があったのかと今更に感激しています。ちなみに脈診は若い頃に他所で数年は通ったことがあるのですが、何だか手首を握って何をしているのかという程度の知識でしたから、全くのアホ同然でした。今は少し賢くなりましたし、また素晴らしい先生に巡り合えたものだと運の良さを感じた出来事でした。
さて、本日は乙巳日。月も替わって丁卯月です。
己亥
丁卯
乙巳
丙戌 としましょう。
卯月乙木の用事をどうみるか・・・日干乙木は月令を得て旺令です。本日命は卯月甲分野の月劫格となります。日支巳に坐し、天干に丙丁火が透り木火通明の象です。当然ながら卯月乙木は丙火に洩身して食傷生財となるのが最も綺麗です。一方で丙丁火に洩身となれば火勢と燥湿に意識を持っていく必要があって癸水の慈木は日干には喜となります。また洩身の火勢に応じて癸水との水火既済となるのが理想です。
さて本日命、日干乙木は両サイドに丙丁火が近貼して洩身の形です。八字内だけで火勢はかなり強いのではないかと判断できます。月干丁火は巳に通根して乙と卯はよく洩身します。続いて弱いですが年干の己土財に食傷生財の形ではあります。亥水あって水火既済の形とはなりますが亥水は癸水を蔵さないのが惜しいです。日干乙は同時に時干の丙火にも洩身します。さらに戌中戊土に流れ込みます。まずは良い形です。ちょっと気になるのは戌中辛金が強い火に煽られている点です。辛金は官殺ですから通変としては気になるところです。官殺の忌象に注意が要る八字と言えます。
順行運では第一運戊辰 第二運己巳 第三運庚午・・と火旺に入ります。第一運は戊が重なりますと土財が強くなってはきますので戌中辛金は埋金気味になる点で少し気になります。第二運は旺令の火旺運です。日干は転弱に注意しながら同時に戌中辛金がさらに剋傷される忌象に注意となるでしょう!!第三運は火旺運も庚が天干に載りますが火旺は死金ですので畏れるほどではないでしょうが、流年での金年は官殺が強まって精査は必須でしょう。これで丁火煅金はあり得ません。第四運は辛未ですが、これも前運ほど衝剋はありませんが好ましいとは言いかねます。ここまで何となく癸水の慈木を補いたい運気です。
しかしながら月令を得た乙木は火旺運に少々転弱しても行動的になって何かに夢中になればそれなりの成果があって脳の報酬系ホルモンは満たされるでしょう。食傷強ですから官殺無効の性情がやや気になるところです。気ままで我が儘、その上に口がたつというのことでつい思い出しますが、確か先日も乙日干でこのようなのがあったような記憶があります(^_^;) 同じ日干かもしれませんが、表向きの食傷生財の形の中にも潜むものが違います。比較すると良いかもしれません。うっかりとまた乙木を使ってしまいました💦