四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(壬日干酉月金旺生まれ)

2016年09月07日 20時40分30秒 | フリートーク

丸亀駅構内で写メ。八朔馬があるかと思ったのですが、虎だけでした。

★命理
こんばんは!! 
今日はペアーレ講座日でした。生徒さんと帰りに話し込んでました。彼女のおっしゃったことで印象に残ったことですが・・・
彼女のご主人は30年くらい前に胃ガンの手術を受けたそうです。決して安心できるステージではなかったそうです。ちょうど時を同じくして日航ジャンボ機の悲惨なニュースが流れていたそうで、その時に亡くなった人よりはうちの夫のほうがずっと良い!と思ったそうなのです。ガンなら、いくら末期でも死ぬまでに時間があるけど、墜落は死ぬと思ってから死ぬまでに遺書も書けないではないかと思ったそうです。「時間がある!」と思ったその感覚ってどん底の中で得た感覚ですが、妙に説得されるものがありました。今はお元気で一緒にお仕事も頑張っておられるのですが、そのときの気持ちっていつも原点みたいにご夫婦を支えているのではないかと想像しました。
 彼女が「先生のとこのご主人さまは大丈夫ですか?」というので・・・まあ、今のところは無事ですが、まだ2年ですから5年が経たないと気持ちはすっきりしませんよねえ!!と。本人はいたってお気楽です。でもステージ1aという軽いものでもガンはガンですから侮れません。喜神運に入っていることを支えにしてはいるんですが・・・とお答えしました。
 さて、本日命です。
丙申
丁酉
壬辰
辛亥  です。

 今日は講座で印の扱いが難しいと言うのでちょうど良いですね。
壬日干は酉月金旺の生まれです。年支にも申があって申酉団結して時干に辛金が透っています。印多ですね。壬日干は時支の亥に通根していますので根がしっかりとありますから金多水縮とはなりません。日干は強です。数値計算するまでもなく印が群がって生水し日干は根があると言うのですから強いです。
年月に丙丁がありますが、火源もなくほぼ虚浮の火と看ますので陽干の丙であってもわずかの病薬という程度でしょう。ないよりはずっといいですが・・・
運歳で戊が来ると加担できますね!!
また、辰は燥湿中間も本命では湿土化しておりますから生金生水と流れます。つまり地支辰中の戊土は官殺であっても日干を剋する意はゼロです。化殺されて日干側に流れるということです。こういった場合に地支に大運や年運で湿土が巡ってきたとしてもすべて申酉に流れて、つまり化殺されてしまいますね。強い日干なら土官殺で剋してほしいのですが剋の意はなく日干側に流れてしまうということです。こんなときは官殺の忌象が出やすいと言えます。
何故か?それは強い日干が食傷に洩らしているわけではないのでこれ以上日干が強まることは忌です。ここへ湿土が地支に巡ると完全に日干はさらに強まることがわかりますね。だから官殺が原因で日干がさらに強まって、食傷に流れず分断されますので強いエネルギーは内向していくと看ます。官殺が忌なのです。
天干に己や戊がくるとどうか・・・己土はもともとが湿土ですので天干に辛金がありますから化殺されてしまいますね。陰干ですので仕方がありません。では戊はどうか!!戊は陽干ですので剋の意はあります。八字の辰に根があって年月の丙丁が生じてきますので強まると看て剋の意はさらに・・・と思いますが、やはり戊も湿土化は免れませんから辛金に化殺されつつ、同時に日干壬と剋の作用もあるということになります。作用は一つではありませんね。
よって喜忌を取りますと・・・
日干強
用神:取れず ★甲食傷か戊官殺を取りたいがありません。
喜神:木火
忌神:湿土金水
閑神:燥土
調候:不要

となります。
以上、印と化殺についてでした。

 

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