灯台って天気が悪いときなどは早めに点灯するのですね。
近頃、昔の事が無性に思い返されます。
私の実家は自分がまだ小さい頃、
サラリーマンと農業、、つまり兼業農家というやつで、
夜遅くまで帰ってくることがなく、
妹と二人、両親が帰ってくるのをジ~ッと
待ち続けてたときのことを何故か思い出すのです。
何も無い田舎でしたし店も早く閉まるし、
買い物をするお金も持たされてなかったので買うことも出来ず、
ただ待つだけの日々でした。
それを恨んでいるという事ではなく
逆に我慢強い性格にしてもらった事に感謝しています。
ただ、今では田舎から離れた町に住み、
仕事の都合上、急な休みを取りにくく、
何か有っても飛んで帰れないな~、、と、
毎年、年令を重ねていく両親を見ると
申し訳なく思うこと頻りです。
こういう俺って親不孝なんだろうな・・。
そんな事を考えながら毎日触れ合う方々に対して
祖母と思い、両親と思いながら
自分の持てる力を最大限に発揮させ、
誠心誠意をもって最高のサービスを
提供しているつもりです。
それが良いか悪いかは分かりません。
そう思う事でしか恩返しが出来ないように思う のです。
そう思いながら仕事をするしかないと思うのです。
ただ、帰宅したら身も心もヘトヘトで半分死人のよう・・。
自分自身、毎年、歳を取っていきますし、
いつまで続けられるか分からないな~。
精神力も弱まってくるしな~。
心の中の灯台が末長く自分を導いてくれる事を願うばかりです。