「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

拝啓、お元気でしょうか。

2006年12月17日 | 対馬蘭雑記

Jpg_328 今日は未明から雪が降りました、、初雪です。

今年の冬は寒いのかな~・・。

寒いの嫌だな~。

でも、寒さが無いと春蘭の花が良くないし、

株に締まりがこないし、

難しいところだな~。

寒くなってくると、空気が澄んできて、

朝焼け、夕焼けがスンゴク綺麗・・。

星もクッキリ見ることが出来るし、

その点はいいな~。

星の輝きって、不思議だな~。

光の届く速さで一年かかるのが一光年だから、

その数十億年から数百億年分の年月がかかる距離に有る

星(恒星か惑星かは知識が浅く、、わからん・・。)

が爆発した時の輝きが、えんやこらどっこいしょ、、と、

光線の届く年数の数十億から数百億年分の年月をかけて

地球まで届いたのですよね。

気の遠くなるような話ですが、

それだけ宇宙は広いと言う事ですね。

想像もつきません。

また、その爆発した星って

今この星の輝きを見ている瞬間って

もう陰も形も無いんですよね、、。

光線の途切れる最後の瞬間まで輝き続けられる星って

偉大だな~。

俺は、どのように輝けるだろう・・。

宇宙と言えば、東洋蘭にも宇宙が在り、

銀河が存在するそうです。

蘭の葉姿には、立ち葉、中垂れ葉、巻き葉などがあり、

それぞれ、緊張感を感じたり、心が落ち着く雰囲気を醸し出す

特徴があります。

ですが、私はまだ、今だ嘗て銀河を感じることが出来ません。

その域にまで達してないのです。

毎日、蘭から与えられる試練と美に翻弄されて、

蘭の本質を見抜けずに居ます・・。

好みも有るでしょうが、

立ち上がりの潔さ、自然の作り出す葉の曲線の造形美、

鋭い葉先の方向、どれを見ても見飽きる事がないのです。

それでいて、都会の街中でも、破れ屋敷の縁側でも、

草むらの中でも違和感無く溶け込むその容姿と

TPOを弁えたセンスの好さは私も見習わなければなりません。

Jpg_329 五島の方にも対馬産寒蘭の愛好家が

いらっしゃるようですね。

嬉しい事ですー。

日に日に寒さ厳しくなりますが、

体に気を付けて頑張りましょー。

コメント (2)
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