変に夜更かしをするものではないな~。
と、、いつも思うのだけど
蘭の事になると時間が経過するのが早いんだよな~。
結果的に起きるのが昼頃になり、、
脳の活動が低下状態で夕方になり、、
やっと回復したかと思ったら、、夜、、。
なんもできんかったー・・となるんだよな、、。
今日も同じように昼に目覚め、
頭がボケ~ッとした状態でありながら
本能というか、体が勝手に蘭舎に・・。
すると蘭のいい香りで脳のスイッチが入り、
香りの元を辿ると桂円梅のようだ。
昨日は開き掛けだったが
陽気のお蔭で一気に開花したようだ。
蘭花は、なかなかお手本と同じような咲き方はしてくれない。
開くまで一喜一憂。
このドキドキ感が堪らない。
蘭人にとって例えようのない瞬間である。
過去数年の作がどうだったか、、
満一年の作はどうだったか、、
冬の冬眠状態はどうだったか、、
冬眠打破はどうだったか、、
開花までの温度管理はどうだったか、、
全ての条件や運に依って花の表情が変わるように思う。
だから、
一度や二度の花を見ただけで良さなど分かる訳がないし、
欠点と思えるような事も
愛嬌の一つと思える寛大な心を養いたい。
「今」は、ただの通過点にすぎない。
二百年三百年の年月からすると
瞬きするほどのほんの一瞬であろうと思う。
長い年月をかけて
良さを堪能していきたいな~。