石破茂氏のブログを読んだが、そこには人間性が込められていない。
我々人間が生きていく上で大切なことは、政治的な心情であってはならない。「人間として生きていく道」「いかに生きるか」にある。そこには欲得が入り込まないし、入り込ませてはならないものである。
石破氏が軍隊化に取り組むべきだとしているが。今言った「人間として生る道」と「いかに生きるか」においては、軍隊的なものを必要としている。しかしそれは、普通一般的に言えるものとは異なる。
一般的に言える軍隊には、過酷な中の規律と忍耐しかない。
だが「人間として生きる、いかに生きる」ことの上には、「実直誠実さ」も併せ持つ。この「実直誠実さ」が、「人間として生きる道、いかに生きるか」を左右している。
今日の教育には、過酷な中での規律と忍耐は、実績を挙げられることが取り上げられている。「スポーツ」や「学力」にてである。
だがそれは競争社会を生み出し、格差社会化させていく。
それは「実直誠実」さが伴っていないことにある。それと言うのも「規律や忍耐」は肉体的なことだからだ。「知識」や「演技力」にしても、肉体的でしかなく、「実直誠実」とする「精神的」さを伴っていない。
「精神性」を伴っていないから、どんなに力をつけていても犯罪を犯したりする。
これは「軍隊化」しても同じになる。
ではどうすればいいかというと、「実直誠実」な精神を育てる場が必要になる。その「場」とは、宗教修業の場である。