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青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

母国語を大切に

2007年12月26日 | 短歌に政治や社会
先日ちょっとテレビを見ていたところ、今日中高生の間でおかしな言葉が流行っているそうだ。方言とは異なる当て語のようなものらしく、私のような年代には理解に苦しみ覚えらようもない言葉が日常的に使われているらしい。
そして私には小四の孫がいて、時には勉強を教えてくれと言われたり、置いてある雑誌に目を通したりするが、そうすると一般生活と勉学との間に言葉の隔たりを感じないではいられない。
一般生活では話し言葉が中心になり、短い文体になっている。これがテレビのパラエティ番組ともなると、カタカナ語も混じり当て語も混じる構成になった話し言葉になっている。一方の勉学に使われる言葉は、二つ以上の文節のつながりを理解するような文体によって文脈構成されているため、一般話し言葉になれたままでは全文を理解し難くなっている。
このため国語力は落ち、理数学の応用力が低下するのは当然の成り行きといえる。文芸や番組製造には表現の自由や著作権があるが、幼少年の知育情操向上を阻害し侵害するような表現の自由や著作権の行使は正当性を持たないものと言わなければならない。
今日幼少年の知育情操向上のためにも、母国語を正しく使わせる必要がある。

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