青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

信心

2022年02月01日 | 宗教観
新聞に「歎異抄をひらく」という本の広告がよく出ているので図書館で借りてきて読んだ。
この本は、知っての通り親鸞聖人の言葉、浄土真宗の要の言葉を記してある。それだけに親鸞聖人の想いになって受けとらないと、問題がややこしくなってくる。
だが要の一つを押さえてしまえば、「ああ、そうだったのか」と合点がいく。
歎異抄のかなめ、それは親鸞聖人の教えの要は、「信心を以ってホンとす」と述べている。この「信心」を了解すべきことが大切になる。
しかしそうは言っても、それが簡単ではない。「信心」ということを、「自力」で受け止めるのが我々だからだ。親鸞聖人の教えの「他力」とは、私は「任せる、委ねる」ことと思っている。
「何事も佛に任せる」ことだと。
しかしかといって、したいようにして後は任せればいいものではない。
結果がどうなろうと、「浄く正しく美しく」努め励み生きながら、その結果はお任せしたいものだ

コメント
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