青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

短歌 301.

2011年09月14日 | 短歌に政治や社会

★ 名月に 思う幸せ 儚(はかな)けき
   かぐやの姫の 移ろいて行く  2011/9/14


我々が忌み嫌う「苦しみ、辛さ、悲しみ」は、むしろ普通であり当然のものである。それは「地獄は一生の住みか」であり、「一切皆苦」であり、「四苦八苦」が元々普通で当然なのであって、我々が希(こいねが)う「幸せ」こそが異常なことだと言わなければならない。

それゆえに、この異常なことは永久でも恒久ともならず、常に変転して壊れていき破壊されてゆく。

「苦しみ、辛さ、悲しみ」が普通で当然と知らされる時、本当の「幸せ」に向かい合われる。

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