【iRONNA発】
しんぶん赤旗 「ニュース女子」沖縄報道をどう伝えたか 杉田水脈氏
http://www.sankei.com/column/news/170205/clm1702050001-n1.html
113万部。先ごろ開かれた日本共産党大会で公表された機関紙「しんぶん赤旗」の発行部数である。最盛期には発行部数350万を超えていたというから、その影響力の大きさは決して侮れない。赤旗とはどんな新聞なのか。最近の沖縄報道を見れば、その正体がよく分かる。(iRONNA)
東京の地上波テレビ局「TOKYO MX」の情報番組「ニュース女子」が1月2日に報じた沖縄基地問題に関する報道が話題になっています。ことの発端は、出演者の軍事ジャーナリスト、井上和彦氏が、沖縄の反基地運動が行われている高江付近に取材に行き、その異常な暴力性を指摘したものです。
最終的に井上氏は、高江の現場に行くことを断念しています。私自身、何度も沖縄の辺野古周辺の反対運動の現場に足を運んでいますが、年々、緊張感が増しています。以前は、われわれの判断で行けたのですが、最近では、機動隊や警察と密に連絡を取りながら、その指示に従って行動しなければなりません。辺野古でこの状態ですから、高江はもっとすごいのでしょう。
また、この報道で特に話題になったのは、井上氏がインタビューした手登根安則氏(沖縄県民)が示したビラです。このビラは、東大の上野千鶴子教授や前日弁連会長の宇都宮健児氏、評論家の佐高信氏らが共同代表に名を連ねる反ヘイトスピーチの活動団体「のりこえねっと」によって配られたとされるものです。
私もこのビラのコピーを公安の方からいただきました。それには確かに「往復の飛行機代相当、5万円を支援します。あとは自力で頑張ってください」と書かれています。また、番組内では普天間基地の周辺で見つかったとされる2万円の金額が書かれた茶封筒を提示し、日当を受け取っているのではないかと疑問を呈しています。
◇極左論客ばかり
反基地運動を支援する団体などはこれを「虚偽だ」と猛反発し、放送倫理・番組向上機構(BPO)に人権侵害を申し立てる事態に発展しました。また、しんぶん赤旗も1月20日の日刊版で「デマ・差別放送流した東京MX」というタイトルで、大きく紙面を割いて記事にしています。
記事によれば、化粧品会社DHCが番組の最大スポンサーであること▽制作したDHCシアターは極右論客が登場する番組を作り続けていること▽東京MX本社前で訂正・謝罪を求める抗議デモを行ったこと-が主な内容です。不思議なことに、番組については批判していますが、出演した沖縄県民の方々に対しては一言も触れていません。
極右論客ばかりを登場させると言いながら、赤旗自体は極左論客ばかりを起用しています。当該記事でもアワープラネットTV代表の白石草氏の意見が掲載されています。彼女は「インターネットの情報は玉石混交で、信頼に値しないと見下げる傾向があった」とし、「今回の件で、地上波もまた同レベルであることを露呈した」と続けています。そして、その原因を作ったのが、今回のニュース女子に代表されるスポンサーの「持ち込み番組」であると結論付けています。ちなみに白石氏は、反原発運動で有名な活動家でもあります。
◇「デマ」のレッテル貼り
また、記事の最後には、東京MX前のデモの呼びかけ人であるフリーの編集者、川名真理氏が「ウソの放送内容の訂正と謝罪を放送で行うこと」「沖縄の基地建設に反対する人への偏見をあおったことへの謝罪を行うこと」の申し入れをしたとあります。
事実を報道したテレビ局に対し、「デマ」というレッテル貼りをし、デモなどで圧力をかける。いつもの左翼活動家の手法です。この川名氏も沖縄基地反対問題の活動家であると、公安の方に教えていただきました。
この報道がデマであるというのであれば、その証拠を見せていただきたいと思うのですが、それは全く提示せず、ただただ左翼活動家の意見を垂れ流しにする、これが赤旗の正体です。この記事一つとって検証してみてもその傾向がよく分かります。調査もせず、事実を曲げ、証拠も示さず報道するメディアを「新聞」と呼ぶことができるのでしょうか?
◇
【プロフィル】杉田水脈氏 すぎた・みお 前衆院議員。昭和42年、神戸市生まれ。鳥取大農学部卒。兵庫県西宮市職員などを経て、平成24年に日本維新の会公認で衆院選に出馬し、初当選。26年に落選後は、民間国際NGOの一員として国際社会での日本の汚名をそそぐために活動を続けている。
しんぶん赤旗 「ニュース女子」沖縄報道をどう伝えたか 杉田水脈氏
http://www.sankei.com/column/news/170205/clm1702050001-n1.html
113万部。先ごろ開かれた日本共産党大会で公表された機関紙「しんぶん赤旗」の発行部数である。最盛期には発行部数350万を超えていたというから、その影響力の大きさは決して侮れない。赤旗とはどんな新聞なのか。最近の沖縄報道を見れば、その正体がよく分かる。(iRONNA)
東京の地上波テレビ局「TOKYO MX」の情報番組「ニュース女子」が1月2日に報じた沖縄基地問題に関する報道が話題になっています。ことの発端は、出演者の軍事ジャーナリスト、井上和彦氏が、沖縄の反基地運動が行われている高江付近に取材に行き、その異常な暴力性を指摘したものです。
最終的に井上氏は、高江の現場に行くことを断念しています。私自身、何度も沖縄の辺野古周辺の反対運動の現場に足を運んでいますが、年々、緊張感が増しています。以前は、われわれの判断で行けたのですが、最近では、機動隊や警察と密に連絡を取りながら、その指示に従って行動しなければなりません。辺野古でこの状態ですから、高江はもっとすごいのでしょう。
また、この報道で特に話題になったのは、井上氏がインタビューした手登根安則氏(沖縄県民)が示したビラです。このビラは、東大の上野千鶴子教授や前日弁連会長の宇都宮健児氏、評論家の佐高信氏らが共同代表に名を連ねる反ヘイトスピーチの活動団体「のりこえねっと」によって配られたとされるものです。
私もこのビラのコピーを公安の方からいただきました。それには確かに「往復の飛行機代相当、5万円を支援します。あとは自力で頑張ってください」と書かれています。また、番組内では普天間基地の周辺で見つかったとされる2万円の金額が書かれた茶封筒を提示し、日当を受け取っているのではないかと疑問を呈しています。
◇極左論客ばかり
反基地運動を支援する団体などはこれを「虚偽だ」と猛反発し、放送倫理・番組向上機構(BPO)に人権侵害を申し立てる事態に発展しました。また、しんぶん赤旗も1月20日の日刊版で「デマ・差別放送流した東京MX」というタイトルで、大きく紙面を割いて記事にしています。
記事によれば、化粧品会社DHCが番組の最大スポンサーであること▽制作したDHCシアターは極右論客が登場する番組を作り続けていること▽東京MX本社前で訂正・謝罪を求める抗議デモを行ったこと-が主な内容です。不思議なことに、番組については批判していますが、出演した沖縄県民の方々に対しては一言も触れていません。
極右論客ばかりを登場させると言いながら、赤旗自体は極左論客ばかりを起用しています。当該記事でもアワープラネットTV代表の白石草氏の意見が掲載されています。彼女は「インターネットの情報は玉石混交で、信頼に値しないと見下げる傾向があった」とし、「今回の件で、地上波もまた同レベルであることを露呈した」と続けています。そして、その原因を作ったのが、今回のニュース女子に代表されるスポンサーの「持ち込み番組」であると結論付けています。ちなみに白石氏は、反原発運動で有名な活動家でもあります。
◇「デマ」のレッテル貼り
また、記事の最後には、東京MX前のデモの呼びかけ人であるフリーの編集者、川名真理氏が「ウソの放送内容の訂正と謝罪を放送で行うこと」「沖縄の基地建設に反対する人への偏見をあおったことへの謝罪を行うこと」の申し入れをしたとあります。
事実を報道したテレビ局に対し、「デマ」というレッテル貼りをし、デモなどで圧力をかける。いつもの左翼活動家の手法です。この川名氏も沖縄基地反対問題の活動家であると、公安の方に教えていただきました。
この報道がデマであるというのであれば、その証拠を見せていただきたいと思うのですが、それは全く提示せず、ただただ左翼活動家の意見を垂れ流しにする、これが赤旗の正体です。この記事一つとって検証してみてもその傾向がよく分かります。調査もせず、事実を曲げ、証拠も示さず報道するメディアを「新聞」と呼ぶことができるのでしょうか?
◇
【プロフィル】杉田水脈氏 すぎた・みお 前衆院議員。昭和42年、神戸市生まれ。鳥取大農学部卒。兵庫県西宮市職員などを経て、平成24年に日本維新の会公認で衆院選に出馬し、初当選。26年に落選後は、民間国際NGOの一員として国際社会での日本の汚名をそそぐために活動を続けている。