さて2017年4月がスタートしました
時間の経過が歳を経るごとに早く感じます。それだけやることがたくさんあるということで幸せなのだと思います。
先日、ある会の総会と講演会がありました。
講演会では、講師の先生をお迎えして90分の講演を行っていただきました。
そのために、主催する側の役員や委員は、段取りや、役目や、事前に会議を行うわけです。
完璧を目指しても、抜け落ちている部分があるのが人間のやることですね。
講演会が終了しました。
時間の関係で懇親会は、別室で講師と役員で昼食のお弁当(少しグレードアップ した)を食べながら、その場を設けることになりました。
和やかに講師との懇親の時間が流れ、話も盛り上がり、いい雰囲気で時間が経過していきました。
懇親会も終盤に差し掛かったところ、小さな袋に入った手作りだと感じるお菓子と漢方が少し入った温かい紅茶が用意されていました。
最後のデザートも美味しかった・・・という話ではなく
打ち合わせもなく、話あってもなかったのですが、役員の女性が用意してあったのでした。
私は、顔には出しませんでしたが「ワーオ素敵」と感動しておりました。
彼女の、喜んでもらいたい、楽しんでもらいたいという、気持ちが込められているなと感じました。
もう一度言いますが、キュン と感動しました
小さい行為ですが、こんなことが私たち患者さんを観る(診る)仕事、患者さんの心やカラダに触れる仕事には大切なのだと思います。
できそうで、意識がないとできないものです。
それもサラッとやるところがまた、なかなか素敵な人物だと思いました。
見習わないと 講演会とは違う勉強をさせていただきました
『日本でいちばん大切にしたい会社』という著書で紹介された、日本理化学工業(株)という会社があります。
ここは障害者雇用に力を入れている会社で、2011年の時点で、社員74名中55名の知的障害者が社員として雇われています。それまでいろいろと紆余曲折はあったらしいですが、製造工程の全てのラインを知的障害者でまわせる工夫もされ、障害者雇用割合はなんと74%です
ほんとうに皆が幸せになれる会社です。
そんな会社の会長である 大山泰弘さんが書かれた著書『利他のすすめ』の中に、会社の敷地内に立てた「働く幸せの像」に刻み込んだ言葉について書かれています。
導師は人間の究極の幸せは、
人に愛されること、
人にほめられること、
人の役に立つこと
人から必要とされること、
の四つと言われました。
働くことによって愛以外の三つの幸せは得られるのだ。
私はその愛までも得られると思う。
大山泰弘
私もそう思います。
働くことってそんなことだと思う。
先日あった、小さな行いは愛の実践だと思います
※ちなみにトップの写真は新潟に研修会の講師として出かけた時、新潟のどこかのサービスエリアで、あまりにもキレイだったので撮影した写真です
最後までお読みいただき、ありがとうございます