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皆様、新年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします
さて、年を越してしまいましたが、第98回全国高校野球選手権大会(2016夏の甲子園大会)トレーナー活動回想録 ~練習・サポート編~に引き続き、~試合編~を書いておきたいと思います。
星稜高校は、組み合わせ抽選の結果、大会第4日目の第3試合で和歌山県代表 市立和歌山高校と決まりました。市立和歌山は、2016年は春夏と連続出場をしており、夏の和歌山県大会では、準々決勝では智辯和歌山高校、決勝では箕島高校を倒しての甲子園出場を果たしてました。投手力や守備力は互角で、打撃力は星稜がうえかなと試合前は感じていました。
8月10日は、早朝に宿舎を出発し、軽くカラダを動かして甲子園入りです。
練習では皆、朝ですが、明るく、いい動きをしていました
ちなみに、この日の星稜市立和歌山以外の試合は・・・
第1試合 関東第一(東東京) 広島新庄(広島)
第2試合 京都翔英(京都) 樟 南(鹿児島)
第4試合 花咲徳栄(埼玉) 大曲工業(秋田)
の3試合で、なかなかの好カードでした。
選手たちは、軽く汗を流し甲子園入り。
やはり阪神高速高架下に来ると気持ちが高まる~~
第98回全国高校野球選手権大会 1回戦 平成28年8月10日(水)
(大会第4日目 第3試合)
星 稜(石川) 市立和歌山(和歌山) 観客数;38000人
( 試合開始 13:50 試合終了 15:30 )
一 二 三 四 五 六 七 八 九 合 計
市和歌 1 3 0 0 0 0 1 3 0 8
星 稜 1 1 0 0 0 0 0 0 0 2
試合が始まれば、どちらかが勝ち、どちらかが負けます。当たり前ですが、この負けを繰り返さないために、さらに次のステップのために何がどうなっていたのかを振り返っておくことも必要なのだと思います。
その振り返りはトレーナー活動の糧にもなります。チーム状況がどうだったか、甲子園大会にベストで試合に臨むためにはどうしなければならなかったか。いろいろ反省点も多い今夏の活動でした。
さて、試合は、星稜はピッチャー寺西君、和歌山は赤羽君で始まりました。
1回から試合が動きました。というより寺西君のリズムや調子があまり良くなく四球でランナーをため、1点を献上しましたが何とか1点で抑えました。しかし、2回に入っても復調する兆しがなくランナーをため1年生投手の竹谷君にスイッチしますが、相手のバントを絡めたタイムリーなどで3点を献上してしまいます。
しかし、序盤、和歌山の赤羽君も相手守備陣も私の目からみると浮足立っていたかなと思います。
星稜は1回裏すかさず、この日、両チーム合わせて唯一の長打となる畑中君のスリーベースヒットとキャプテン虎谷君のタイムリーで同点に追いつきます。
そして2回裏、星稜はヒットと相手エラーが重なり、1点を奪い、なお1アウト満塁という大チャンスを迎えました。初回の守備からの星稜の流れは悪かったですが、ここでビッグイニングにしておくことは、試合を大きく左右します。ここでチャンスに強い森田君。ここ最近、打撃の調子は落としてきていましたが、期待される場面でした・・・が、併殺打。
ここから、この試合、1試合5併殺という大会記録をつくってしまうのでした
本来チーム星稜なら、相手のチームからいただいたエラーやミス(失策;星稜1個、和歌山3個)は確実に加点していくのですが、今日は何か動きが硬く、勢いがありませんでした。
2番手を受け継いだ星稜の竹谷君はよく8回途中までリズムを作ってくれました。星稜はこの試合11安打を放ったものの、大事なところで併殺をくらい得点には結びつきませんでした。
逆に和歌山は短いヒットと送りバントを絡めて終盤追加点をあげていきました。
そして、竹谷君がつかまりだしたところで、3番手の2年生投手 小倉君にスイッチしましたが、ピリッとせず、さらにライトもヒット(ゴロ)をトンネルするなど、ここまで来ると、2014年来、逆転の星稜と言われてきたチームも気力が空回りしていきます。
8回、9回の星稜の攻撃も簡単に終わり、星稜の2016年夏の甲子園の戦いは終了、ゲームセットとなりました。
先ほども書きましたが安打数は星稜が11安打、和歌山が12安打と差はありません。犠打は星稜が0で、和歌山が5と、ここに試合の流れにもよりますが戦術の違いが出ているのでしょう。
また、相手ピッチャーの赤羽君は完投し投球数104球、星稜ピッチャー陣は、最終回、2年生エース清水君が出てMax 146kmのストレートを投げ込み相手打線を抑えますが、4人で140球を投げました。
おそらくボール球が多いのだと思いますが、ここにも波に乗り切れなかった要因があるのかなと感じました。
私はベンチ近くの内野席で観戦していましたが、振り返れば多くの星稜高校応援団の皆様が、最後まで諦めない、最後まで分からないんだという強い気持ちで応援していただいておりました。本当に、いつも甲子園に帯同するたびに
感動、感激
させていただいております。
星稜コンバットマーチが流れる機会は少なかったですが、あの曲が聞こえるたびに星稜高校野球部OBとしては鳥肌が立ちます。
本当に応援団の皆様、星稜高校を応援していただいた地元ファンの皆様に感謝です。
この敗戦は、おそらく次に繋がっていくだろうと思います。私もチームをベストなコンディショニングにもっていけなかった悔いもありますので、新チームではそうならないように対策を講じていくことが、私の役目だと肝に銘じて、甲子園球場をあとにしました・・・
2016年の試合を振り返りました。
星稜高校野球部選手の皆さん、保護者の皆さん、監督、部長などスタッフの皆さん、学校関係者の皆さん、お疲れ様でした。
来年もまた来ましょう
最後までお読みいただき、ありがとうございました。が、この~試合編~は最終ではなく、次に~番外編~を書いて回想録を終了したいと思います。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ~
コメントありがとうございます。
一応、試合規定として、全国高校野球大会についての規定は、
「出場チームは、その地方大会の試合が開幕した時点から大会と関係のない試合をしてはならない。」
とされていますが、これは基本的な事項であって、各都道府県高野連や主催者で基本を踏まえながらその状況に応じて協議するようです。
で、北信越地区高校野球大会の場合はどうなっているのかは分かりません。
参加チームの平等を図るのであれば、試合はしないということでしょうし、開幕時間が午後からなら、午前中は試合が大丈夫なのかもしれませんし、石川県高野連や北信越地区高校野球大会で取り決めがあるのかもしれません。
そのあたりは分かりませんが、入れないほうがいいかなとも思います。おそらく入れている高校は高野連には確認しているのではないかと思います。
星稜や航空や小松大谷などシード高校は29日の土曜日からです。
シードされているチームは今週末は空いているから練習試合を入れてもいいのでしょうか?
私の認識では練習試合は禁止かと思いますが。
素敵なコメントありがとうございます。
そうですね、そのような視点で考えると、最終的な到達点は高木君のほうが結果として良くなるかもしれませんね。
写真に出ている彼の引き締まった表情をみていると大丈夫だと思います。これがきっと人生の肥やしになるかなと思います。
自分に起こる出来事は受け入れ、次に向けて歩みを進める・・・そんなスタンスで大きくても、小さくてもいい強い一歩を歩んでいってほしいと思います!!
彼はNPBに入って4年間フル回転で腕と肩を酷使してきた。
1年間ゆっくり体を休めることができて、良かったと良いふうに解釈して欲しい。
投手の肩や肘は言い方悪いですが消耗品と言われることもあります。
現実、同じチームの左腕の中継ぎ山口投手はまさにその状態ですよね。
なのでこの1年間で、選手寿命が延びたと思って前向きな気持ちで頑張って欲しいです。
何事にもプラス思考が大事です。
人生楽しくやろうね!
いつもコメントありがとうございます。
星稜大学も頑張っていますね。優秀な星稜高校野球部OBと北川イズムが浸透してきた証拠だと思います。是非、この勢いで神宮に行って欲しいですね!
新1年生は25日から練習に参加しているようです。まだグランドに行けてませんが、姿をみるのを楽しみにしています。
練習試合開幕からの新2年生、新3年生の試合もまだ観ておりませんので、何とも言えませんが、打力は増しているようですよ。
私も何かと慌ただしく、なかなか練習に行けません。ということで、なかなかブログも更新できませんが、4月9日に愛知での練習試合には時間が空きますので行ってきたいと思っています。享栄(愛知)と美濃加茂(岐阜)との変則ダブルの試合です。
その時の初観戦は、春の大会に向けてということでブログを書く予定です。雨が降ったら、練習の模様でも載せましょうかね~。
よろしくお願いします。
今年の野球の初の生観戦。
少し涼しい春の風の良い天気で気持ち良かったです。
深美君や山本基君や今村君が活躍していました。
聞いた話ですが、ミリオンスターズの練習試合で
今村君がレフト場外に一発放り込んだようです。
プロのPから打つとはやりますね。
ミリスタからは独立リーグですが去年4人ぐらいNPB行きましたから
レベル高いと思います。
大学のほうは新1年生も入ってベンチ入りしていました。
高校は明後日か明日から?でしょうか。新1年生合流できるのは。高野連の規定があるので。
新チームがどうなるのか楽しみです。
新2年新3年生がどれくらい成長したか気になります。
先生も年度の変わり目で何かとお忙しいと思いますが、近況のブログ更新期待しています!
コメントありがとうございます。
森山君、いい感じで打ってますね。勢いを感じます。怪我せず、あせらず、そして、若い力でレギュラーをとっていってほしいと思います。
高木君も頑張っていると思います。きっと野球界には復帰できるでしょう。人には過ちはあります。が、諦めずに、謙虚に、この肥しを人生に活かしていければきっと素晴らしい選手になっていくと思います。根はいいやつですから!
こちらも応援よろしくお願いします。
森山君がライトへ特大3ランアーチ打ちましたね。
チームもその3点で3-0で勝ち。
新人ながら凄いです。
開幕スタメンもある。
それと高木君ですが、昨秋から母校の大学で極秘練習しているらしいですね。
ということは、3月23日の処分解除になれば野球界復帰ということを考えているのかな?
独立リーグ?
今後の
動向に注目です。
コメントありがとうございます。
中学の応援よろしくお願いします。
もうすぐですね球春!!
中学軟式の交歓会です。
石川県で毎年開催されています。
私の野球観戦はいつもこの試合から始まります!
球春楽しみです!
コメントありがとうございます。
星稜中学も応援よろしくお願いします。
3月末の中学野球の選抜大会頑張って欲しいです。
順調に行けば明徳と当たるので期待します!
コメントありがとうございます。
確かなかったと思います。
星稜中学野球部は専用の室内練習場ありますか?
あったとしてどんな感じでしょうか?
コメントありがとうございます。
虎谷君はじめ、皆、高校を巣立っていきます。
卒業生、みんなが次のステージで、野球以外でも輝いて欲しいなといつも思います。
プロ野球への挑戦権は、そんなに多くの選手には与えられないので、夢の実現に向け、大学でさらに大きくなって欲しいと思います。
雪は降りましたが、交通網は通常運転でした。
しかし夜になると吹雪で凄い。明日だったら・・・ですね。
今日の新聞に出ていましたが、高野連さんが春夏秋の日程載っていました。夏の決勝は木曜日の予定。
そして、虎谷君が丸刈りで気合い入っていました。
亜大は規律も練習も厳しいですが、頑張って欲しいです。
4年後、ドラフト指名されて、NPBで活躍を願います。
コメントありがとうございます。
そして、今年もよろしくお願いします。
私の文章のせいかもしれませんが、単に伝統の・・・ということではないかなと思います。この感覚でのプレッシャーは年々薄れてきているかなと感じます。今年は自分を見つめ、自分に強く、そして試合に幸せを感じてプレーできるように心の面もしっかり見つめているようです。
私も選手が全力で、全てのパフォーマンスを発揮して試合できるように精進していきます。
今年も応援、よろしくお願いします。
さて、回想録をみてますと、子供達は甲子園で緊張したのかな。伝統の重さもあるのでしょうか。そのように伝わってきます。甲子園、他のスボーツでは単に全国大会という呼び名です。そこで、今年は気負わず、夏の全国大会へ出て頑張るぞ、とリラックスして挑めばいいかと。私を含め大人の過度の期待は子供達にとって負担にしかならないのでは、と実は少し反省しておりました。
今年も星稜は戦力充実し球春到来が楽しみです。石川の全ての高校球児の頑張りを応援したいと思います。田中先生もお体に気をつけて益々ご活躍されますよう応援しております。