二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

2012年も12月 気高く生きよう!

2012年12月01日 | 言葉のちから 心のちから

2012年もいつの間にか12月になりました。私としては充実した、まさに”光陰矢のごとく”歩んできたこれまででしたね

12月、終わりよければすべてよし
12月、終わりは始まり

今年の総決算の月、来年のための反省、そして成長に繋がる月だなと思って、今月も楽しく、元気に、笑顔で、過ごしていきたいと思います。そんな空気を纏っていきたいと思って目を覚ました朝でした。

 

  気高く生きよう 

 よく考えなさい。

 人生は、たとえ何百年生きていても、

 仮に百年生きたとしても、この大宇宙の生命に比べれば

 夢一瞬の短い世界。

 この短い人生に生きている以上は、一瞬、一刻を価値高く生きようじゃないか。


  『中村天風 一日一話』   中村天風財団[編]


社会に目を向けると、12月は国の行方を大きく左右するだろう衆議院選挙があります。私は所属する会として特定の党を応援しています。が、皆様の自然治癒力、からだ本来の力を回復させ、症状を軽減、消失させ病気を治していく鍼灸治療を行っているものとして、選挙の投票を行う判断基準としては「原発をどうしていくのか」ということです。

経済も、外交も、国防も、様々な政策も人間が行うわけです。その人間に病気が蔓延したり、気力が充実できないほど健康が損なわれていたら、将来、国の運営ができるのか、元気ある、活力ある、豊かな国づくりができるのでしょうか?
わが国は、広島・長崎へ原爆を投下され、今も内部被曝による原爆症で苦しむ方々おられます。チェルノブイリ原発の爆発事故では、表にこそ出てきませんが、周辺の子どもたち、あるいは大人にまでガン、白血病、甲状腺腫瘍、原因不明な病気などが発症しています。事故後、原発の処理に働いた作業員や、その周りで働いていた人たちの多くが被曝による体調不良、あるいは白血病やガンなどの病が発症しています。

また、第1次、第2次世界大戦当時、マンハッタン計画という原爆を製作するためにアメリカで進められた計画があります。いわゆる、この一連の流れで広島・長崎へ原爆投下実験が行われたわけです。今もその原子力発電所、核廃棄物処理施設がハンフォードという所にあります。その風下の街を調査すると、すべての世帯で誰かがガンを発症し、ほとんどの妊婦が流産を経験しているそうです。ガンや流産の発症率としては尋常ではありません。
ここでは原子力発電所は爆発したわけでもなく、事故があったわけでもありません。長年にわたり空気や水や土壌や、そして作物に微量ですが放射線が垂れ流され続けていたわけです。放射性物質は微量でも蓄積して、なかなか無くならないのです(半減期って聞いたことありますか 毒性の強いプルトニウムの半減期(半分の放射線量になる時期)は24000年です)。

さて、この病気の原因は何でしょう 何の影響でしょうか

多くの事実はありますが、各国の政府や行政は原発や内部被曝との関連性を指摘していません。

日本では、54基の原子炉が存在します。今夏、電力が足りなくなる、足りなくなると言われながら、全く影響はありませんでした。各自省エネした結果だと思いますが、動いていた原発は2基だけでした。これでも核廃棄物や放射性物質をつくってまで原発がいるのでしょうか疑問です。言わせてもらえば、電気料金が引き上げされるといいますが、原発をなくし自然エネルギーにシフトしていくための値上げなら分かりますが、電力会社の上層部、そこから利権を通じた繋がりに資金が流れるというなら、まったく問題になりません。

話は戻して、放射線の体への影響は、子どもは大人の10倍、胎児はその100倍影響があるとされています。影響というのは、染色体異常、いわゆる遺伝子の二重らせん構造を破壊してしまうということです。ドラマでよくあるシーンの、毒を飲まされ「うっ」という感じですぐには症状として出てきません。遺伝子の破壊は、自然なあるべき姿、生命の破壊です。

今回の題名、「気高く生きよう」の一つの行動として、上にあげている衆議院選挙があります。選挙の権利を得ている国民は、この大切な選挙に、気高く、自分の意見を投じる一票を入れてくるべきだと思います。12月4日告示、16日が選挙です。どんな形でもいいから、自分の意志を主張することが大切であり、気高い自分の主張を投じることが必要でしょう。

どちらにせよ、この選挙で大きく政治、経済、外交、原発問題の流れが変化していくのではないかと思っています。

また長くなりましたが、12月は「気高く生きよう」を目標に、一瞬、一刻を大切に過ごしたいなと思いますね


  二葉鍼灸療院 田中良和


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素晴らしい活躍でした! (二葉院長)
2013-01-18 10:04:26
ラッキーボーイさん

コメントありがとうございます。

そして星稜サッカー部の応援、ありがとうございます。

前評判はあまり高くなかったそうですが、チーム一丸となり、掛け算でチーム力が増幅した感じですね。
当院には、今年はサッカー部の選手は治療には来ていませんでしたが、後輩の活躍はすごくうれしいです。報知サッカーの今大会号、石川県代表 星稜サッカー部の紹介の下に応援広告を出したかいがあったというものです。

野球もそれに続きますよ!夏には眩しい黄色いユニホームが緑の甲子園で光ってますよ!!
返信する
サッカー頑張りましたね。 (ラッキーボーイ)
2013-01-16 00:23:08
ベスト4!

テレビで応援していました。


野球もサッカー部に
負けずに頑張って欲しいです。
返信する
年越し返信で… (二葉院長)
2013-01-04 09:36:29
ラッキーボーイさん

コメントありがとうございます。

バタバタしておりまして返信が2013年になってしまいました。今年もよろしくお願いします。

松井秀喜 選手が引退しました。もしかしたら…とは思ってましたが実際、引退となると寂しい思いですね。

彼は、高校時代からゴジラと騒がれキャプテンとして、巨人時代にも主軸として活躍しました。ヤンキースでは、デビュー戦が満塁弾、ワールドシリーズでは3本ホームランを放ち優勝に貢献し、さらにMVPもとりました。

記録こそ、歴史に名を残す選手と比較すると秀でたものではありませんが(それでも素晴らしい)、確実に日本球界リードし、そして、記憶に残る、いろんな意味で球史に名を残す選手となりました。

第一線で活躍することは、私たちが思っているより苦労たるや言葉で言い表せないくらいでしょう。彼のインタビューの中の、「アメリカは実力主義」というところが私は印象的でした。

野球人として、人間として、かれは周囲の人たちに好かれています。大きな怪我を2度体験しました。彼のすごいところは、当たり前かもしれませんが、顔や態度の自分の葛藤を出さないところです。お手本になります。

ここ数年、ケガにより成績がふるいませんでしたが、こんな時こそ成長を促されているのだと思いますね。実際、引退会見、取材等で彼が発している言葉は深いものがあると思いました。

そーですね、何らかの形で野球には貢献していくでしょうね。それは監督やコーチをやることだけが野球貢献ではありませんが、彼がどこかのユニフォームを指導者として着てほしい気持ちはありますね。

そう、松井2世が生まれるらしいですね。おめでたいことです。

本当に20年間、御苦労さまでしたです。

星稜の応援もよろしく~。
返信する
区切り (ラッキーボーイ)
2012-12-28 19:29:30
松井秀喜さんが引退しましたね。

星稜高校時代から応援してきました。

プロ生活
日本で10年
メジャーで10年


彼は引退という言葉を使わなくて
区切りと話していました。



今後は、日米の野球の架け橋
になって後輩たち指導や交流をしてくれる
ことを期待します。


夢と感動ありがとう!

そして3月に待望の
息子さんが
生まれるということで
おめでとうございます!

20年間、お疲れ様でした!
返信する
風邪すでに引きました! (二葉院長)
2012-12-26 18:19:56
星稜ファンさん

コメントありがとうございます。そして返信が遅れましてスイマセン。

森山君はじめほとんどの3年生の進学が決まったようです。森山君も、そして大学や次のステップへと進む全ての選手に活躍を期待したいと思います。
森山君は大丈夫だと思いますよ。高木君も頑張ってますから、次は森山君が身体をつくり、スキルを磨き、心を強くして夢を実現して欲しいですね!

星稜ファンさんも、お体ご自愛されまして、来年も楽しい笑顔あふれる1年にしてください。そして、星稜の甲子園出場により、さらに笑顔になって頂けると、この上ないかと思います。

私も後方支援できるように精進いたします。
返信する
Unknown (星稜ファン)
2012-12-19 16:10:57
馳さん当選しましたね。馳さんの母校専修大学に来年、森山君が入学します。東都一部に昇格しましたし楽しみです。巨人の高木投手のように大学でステップアップしてほしいです。
185センチ超の左腕は全国にそうはいない。思い切り全身を使って腕ふった状態での制球を磨けばプロは見えてくる。富山から星稜に来てくれたことに感謝しています。大学での活躍を心から祈ります。
田中先生、年末年始は忙しいでしょうが風邪などひかぬようお過ごし下さい。
返信する
女性の力 (二葉院長)
2012-12-10 19:32:13
みっちいままさん

コメントありがとうございます。

こちらのお返事もだいぶんと遅れましたすんません。

皆さん、それぞれいろんな人生があるんですね。ほんとうに人生というものは、自分の力以外の大きな力の作用も働いているんだなとつくづく思います。
人生は選択の連続で、その選択をするのは自分であり、その責任は自分にあるのですが、ほんの少し時間を前後しただけで、事故や災害に遭遇するかどうかの分かれ道になったり、急な飛行機や電車のキャンセルが自分の人生を大きく助けたり、その逆だったりもします。

そんな人生の中で、どう自分と言う物を考え、人間関係を考え、社会を考えていくかなのかなと思います。

さて、今回の衆議院選挙ですが、TPP、消費税、外交、憲法改正、原発、いろんな課題やテーマが存在しますが、やはり人の命に直結する、未来にもっとも影を落とす問題である原発が最大のテーマだと思います。

未来の地球、未来の子どもたちの、安心と安全、持続可能な人間生活を守っていくには、「今」何が大切かということだと思います。「今」の積み重ねが未来なんですから。

一時的には経済困窮などの難しい問題もあるかもしれませんが、お手本とするべき国はたくさんあります。

未来ある子どもたちのための地球を残すため…そう考えると切実に、真理を見極める力を持つのは「女性」ではないか、また、これから未来をつくり「若者」ではないかと思います。今回の選挙で、女性と若者の投票率が高くなれば、「自民党優勢」の大手メディアの期待を大きく裏切る結果になると思います。

政治家として世界を相手にするのはたいへんですが、原点は「国民」「地域」の人々のためです。その原点の主張を芯に、真に、清に、言葉にしてメッセージを発している候補者に一票を投じるべきだと私は思います。

みっちいままさんの甲状腺癌を応援しつつ、笑顔で毎日を送れるように祈っています!
返信する
哀しい国にしないために。 (みっちいまま)
2012-12-02 21:39:09
ブログも少し読ませてもらいました。私の母の故郷は広島県呉市です。私も小さい時からよく遊びにいき、山と海、坂道の多い町だったと記憶しています。幸い戦時中、母達は疎開していて原爆の被害には合わずに済んだそうですが、山の向こうにキノコ雲が見えたと幼い頃聞かされました。原爆ドーム、太田川の灯籠流しも三才の頃、伯父の背中で見て子供心に悲しさを感じました。
戦争は勿論、負の連鎖でしかないから決してしてはならないです。でも、原発は弱い人間の言い訳の為に巧妙に正義として語られ操られています。絶対!という言葉はないはずなのに、安全だと言われます。福島の惨劇はまだ昨年の事なのに、遠くの記憶にしてしまってる…私自身も反省してます。選挙は何が真実か?嘘で飾られた言葉に惑わされないようにしたいですね。小さくても確実な公約を口にできる人に一票を入れたいです。
もし、母達が疎開してなかったら…私は居なかったかも知れないし…怖いですね。哀しみで包まれた未来はもう嫌です。産まれてくる孫達の為にも笑顔が溢れ出す日本になって欲しいです。安心と安全と安堵の毎日が普通である日が来ることを祈ってやみません。
今、自分が甲状腺癌になって余計に未来に対して強い願いを抱いてしまってるのかも知れません。
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