二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

第38回 加賀・三策塾(合同学術研修会) 参加

2010年12月11日 | 鍼灸
12月5日(日)、いい天気だったのですが、午前中はこの研修会、午後からは石川県鍼灸マッサージ師会の理事会、そして、そして、最後の仕上げは東洋療法推進大会の打ち上げと、朝から深夜まで… なかなか忙しい一日でした。

☆ 第38回 加賀・三策塾 ☆
 日 時:平成22年12月5日(日) 午前10時~正午
 場 所:石川県立盲学校
 内 容:実技指導 「特定高齢者の体力評価法」
      講 師  ハッピータウンクオレ  石田繭子 先生
     ※金沢市特定高齢者運動機能向上マニュアルに沿っての
      体力評価の実技。






今回は、金沢市特定高齢者運動機能向上マニュアルに沿って、握力、3m往復歩行、開眼片脚立ち、通常歩行速度、最大歩行速度、最大1歩幅、ファンクショナルリーチ、5回立ち上がり時間などの体力測定評価項目についての説明と計測方法を実際に実技として行いました。





2年前に講習を行った「地域健康つくり指導者講習会」の更新の講習を兼ねていました。

これからは超高齢化社会に突入し、高齢者の人口に対する割合がかなり増加します。そこで、それならその前に手を打って、適度な運動などを行って頂き、健康な高齢者、病気に罹らない高齢者、悪いところがあってもすぐに回復する高齢者になってもらうことが、未来の健全なる社会をつくるために必要ということで様々な取り組みがなされています。その一つでもあるんですね。

そして、今後、鍼灸院に訪れる高齢者も多くなるので、知識として頭に入れておく必要もあるわけです。

現在の当院の状況は、高齢者が少ないのです。鍼灸院では珍しいかもしれませんね。高齢者の患者さまは来院されるのですが、それよりも10代~40代の患者さまが多いのです。

それは、治療できる分野にもよるのかもせれません。

ということで、私はすぐに利用しようとか、勉強になると言った感じではなく、知識として脳の引き出しにしまっておこうかな~というスタンスで今回は聴講させて頂きました。

鍼灸院には、症状や疾患は多岐にわたる分野の方がご来院されます。その患者さまが鍼灸治療に適しているのか、患者さまの対応はどうしたらいいのか、引き出しに多く知識が入っていれば、判断材料が多く安心です。

「万が一のために…」どこかの保険会社の宣伝ではないですが、いろんな分野を勉強しておくことは大切なのですね。

二葉鍼灸療院 田中良和

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