二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

鍼灸師仲間 水野先生 ご栄転祝い!!

2010年03月10日 | 鍼灸
2月28日(日)は、本当に忙しい日でした。鍼灸マッサージ師会の諸々の行事が終了したのは午後4時過ぎでした。実はこの後に行われる行事こそ、いわゆる”今日の本番”なのでした~

学会活動や鍼灸マッサージ師会の行事などにも積極的に参加し、石川県の中枢を担っていたと言っても過言ではない、水野カイトウ先生が、石川県に来てから勤めていた(財)東洋医学臨床研究所から、鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部へ中医学の教育者として、今年の4月からのご栄転が決まりました。


 熱い、熱い抱擁と…おぞましい、いやいや、美しい光景
 真ん中が水野先生。

水野先生は、先ほども触れましたが、非常に学問や地域貢献活動へ積極的に参加される先生でした。石川県としてはたいへん有望な人材が出ていくわけですが、教育者となり、高い志と強い信念を持った、鍼灸師を育て全国へ輩出できるわけですから、鍼灸界にとってはプラスであり、鈴鹿医療科学大学からは優秀な鍼灸師が卒業してくるでしょう。

うかうかしてられませんね。

東臨研に働いていた時から、この施設は、研究(学術)、教育、臨床(技術)の拠点になりうる環境を持っているのだから、それを実現したいという強い信念と目的意識や理想を持ってやっていました。話していると年下ながら圧倒されることもありましたね。

この先生のいいところは、誰とでもしっかり向き合って、自然体で付き合っていくことができるところです。それが大学の教授であろうが、先輩であろうが、同僚、後輩であろうが、他業種の人たちであろうがです。これは本当に見習うべきところなんですね(私はどちらかと言うと人見知りだから)。

それともう一つは臨床面。石川県に来て何年だったかな~10年はたってないと思いましたが、学術的には鍼灸若草塾の塾頭であり、金沢大学の客員教授である、多留先生に師事しておりました。しかし、臨床面では、いろんな先生の治療方法を貪欲に、積極的に学んでいました。「全てから学ぶ」、これは自分の基本があって初めてできることです。そんな完璧を目指して、あるゆるものから学ぶ姿勢、これも大いに学ぶ点でした。

彼は”声がでかい”声は元気を示すバロメーターですから、大きいということは良いことです…が、これは時と場合と場所にもよりますよ。時々「うるさいな~」と思ったこともありましたね。でも、授業には活かされることでしょう

水野先生の挨拶や話の中で、「石川県で臨床ができてよかった」「石川県で皆さんと出逢えてよかった」としきりに話していました。出逢いは人の人生を左右するし、出逢いが人生と言っても過言ではありませんよね

この石川で得た財産を鍼灸師の卵さんたちに教育していって欲しいと思います。業界活動も積極的に行い、学術活動も積極的に行い、臨床も貪欲に学んだ(遊びも少々)大学や専門学校の教育者というのは、そうはいないと思います。鈴鹿医療科学大学の生徒諸君は、いろんな面で知識を持つ水野先生から多くを吸収して欲しいな~と思いますね。


 前座は青年部の先生方で”池田町バルバール”にて、まず一杯
 水野先生 写ってません ゴメンね、ゴメンね~



 本番は全員で”ビストロ 紙屋市べゑ”にて乾杯 


水野先生ご栄転祝いは、前座は若い先生方で、そして、本番は水野先生と懇意にしている、以前、金沢大学医学部 救急部に所属されていた尾山先生も合流し、お偉方の先輩も合流、20数名ほどで開催されたのでした

いい会でした

水野先生の活躍を期待すると同時に、私もさらに磨きをかけなければと思った次第でございま~す 

二葉鍼灸療院 田中良和

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