メジャーでは大谷 翔平選手が大活躍で快挙を成し遂げようとしています・・・というより、もう快挙ですけどね
その他、多くの日本人メジャーリーガーも頑張っていますが、やはり大谷選手のセンセーショナルさには舌を巻きます。
日本では、未来の日本球界を背負って立つだろう、ヤクルトスワローズ 奥川 恭伸投手が、その片鱗をみせつつあります。
9月7日の阪神タイガースとの一戦では圧巻のピッチングを魅せました。
これからまだまだ成長する、そんなワクワク感たっぷりで、キラリと光るボールに魅了されました。
さて、第101回全国高校野球選手権大会のトレーナー活動記も残すところ2編となりました。
本日は、練習編ということで、少し振り返っていきたいと思います。
「選手を治療するときは、練習をみなさい」
これは、星稜高校野球部の選手治療を長年勤めてきたスポーツトレーナーで、この私が今従事している鍼灸マッサージやスポーツトレーナーの仕事を始める原点、きっかけを与えていただいた川本力雄先生(かわもと接骨・鍼灸院院長;金沢市)の言葉です。
甲子園同行時だけではなく、普段の練習や練習試合などの時から、時間をみつけて星稜高校野球場に足を運んでいました。
これは本当に大事なことだと思います。
試合だけ見ていても、ましてや治療院の中だけで判断できない、その競技や、個人の独特な動きがあり、いつも身体をみる際の気づきを与えてくれます。
甲子園大会の場合は、短期決戦なので、その日の疲労を適度にとっておく必要も出てくるわけです。
甲子園期間中の練習は、大会運営側から準備された球場で、時間は2時間。一日3チームほどが練習を行います。
ウオーミングアップやグランド整備の時間もあるますので、練習時間は正味1時間半ほどですね。
もう少し練習をしたい場合などは、監督等のツテで他の野球場や室内練習場をお借りして練習を行います。
選手は常に練習で動いてますが、私は選手の動きをみることはもちろんですが、グランド整備の手伝いなどを行ってますので、どちらかと言うと動かないことの方が多いので選手より日焼けしてしまいます😂
2019年夏は一番長く甲子園に滞在しましたので、それだけ練習にも多く同行しました。
暑い夏と空調のきいたホテルでの体調管理、長引く宿舎であるホテルでの滞在で、心の面の調整も必要となる場合もあります。やはりプロと違い高校生であるという部分もあるわけです。
日陰で練習時間まで球場まわり待機
OBが在籍する近畿大学野球場の室内練習場もよくお借りしました
練習する球場は、何度か重なることはあっても続けて同じ球場ということはなかったと思います。
練習を補助するサポートメンバーの活躍と頑張りなしに、準優勝はなかったでしょうね
勝ち上がるたびに練習場に訪れる報道陣の数が多くなります
トレーナーとして同行して選手とともに生活した中では、試合もさることながら、練習における選手の動きや、サポート選手の頑張り、そして、その中で会話した言葉など、試合に勝利する過程にこそ学ぶべき点や、2年経過しても忘れない思い出が多く脳裏に残されています
練習に訪れた場所は・・・
尼崎市記念公園野球場(ベイコム野球場)
津門中央野球場
鳴尾浜臨海公園野球場
伊丹スポーツセンター野球場
豊中ローズ球場
近畿大学野球場 室内練習場
パナソニックベースボールスタジアム
尼崎小田高校グランド
この他にも、もしかして行ったかもしれませんが、私の記憶と記録に残っているのは以上の球場です。
素晴らしい思い出がたくんさんできた大会でしたし、トレーナーとしていろんな意味で考えるきっかけとなった大会でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます
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