8月9日「はり・きゅう・マッサージの日」~県民のための講演会~が開催された続きです。
第一部は鍼灸マッサージ無料体験、無料健康相談です。マッサージと書いてありますが、正確には あん摩・マッサージ・指圧 なんですよ。
活動の様子です。講演会とコントが始まる前の30分間だけでしたので、利用された方は多くはありませんでしたが、マッサージはいいとして、鍼灸治療がそんなに怖いものでないことを理解して頂けたかな~と思います。
健康や鍼灸に関するパネル展示もやってました~
第二部は講演会です。日本笑い学会 副会長の熊谷先生に「笑いは百薬の長」という演題でお話して頂きました。
日本笑い学会は、市民参加型の学会だそうで、会員も大学教師、高校教師、医師、作家、会社員、主婦、看護師、僧侶、大学生、歯科医師、アナウンサーと様々なジャンルの皆さまが会員となっているようですよ。
そんな中、学会の方に問い合わせましたところ、副会長の熊谷富夫 先生を推薦されたわけです。
猛暑にも関らず、大阪よりお越し頂きました。ありがとうございます。
熊谷先生は、長年NHKで上方落語、漫才、浪曲、講談などの演芸を中心とした番組のディレクターとして、数々のテレビやラジオでご活躍された方です。講演会を通じて、笑いやユーモアの大切さなどを伝えています。
今回も、テレビ局でお仕事をされていた関係上、お笑いの方や落語家のエピソード、落語や漫才のこぼれ話などを織り交ぜながら楽しい時間を過ごさせて頂きました。
また、生活の中に活かす笑いとして、ご自身のエピソードや「笑い」や「ユーモア」が生活の中に息づく大阪のお話があり、大変参考になりました。
そー言えば、大阪に勉強会で行った時、日帰りで帰ろうと思ったのですが、勉強会での議論が長引き 終電にのれず宿泊することになったことがありました。
「ご飯でも食べよう」と思い大阪駅周辺で店を探してましたところ、「にいさん、一杯やっていかん」と声をかけられました。怪しいか~と思い、断り通り過ぎましたが、なにか気になったので、Uターンしたところ、一所懸命、道行く人に声をかけていましたので、お酒も食事も大丈夫ということで、お店に入った所、怪しいお店ではありませんでした。
そこで何か盛り上がってしまい、右隣の地元、大阪の人、左隣の名古屋からのご夫婦と仲良くなり午前4時まで飲むはめに…。宿泊費が飲み代に変わったわけですね
その時、店のお姉さんが発した言葉…
「1分あれば、お友達ねんな」
さすが、大阪と思いましたね。人見知りの私にとっては羨ましい思考というか、遺伝子が大阪人にはあるんだな~と思いましたね。ちょっと話が横道にそれちゃいました。
講演会 講師の熊谷先生
さて、第二部は、石川県では有名人であり、最近は地元のテレビや雑誌などに多数出演されている劇団 花幸会のお二人に1時間の「お婆ちゃんコント」を披露して頂きました。演題は「笑いは副作用のない処方箋」です。
演じて頂いたのは、御供田(ごくでん)幸子さん と 浪速千秋さん。
お二人は石川県内を中心に、様々な所に出かけて社会をチクリと風刺しながらの爆笑コントを行っています。
御供田さんから、鍼灸マッサージ師会さんからコントのお話を頂いたので、ぜひとも前半の20分は私にお話をさせて欲しいという要望がありました。
その話は、どうして御供田さんが、劇団を通じてこのような活動をしているのかという内容でした。私は前半部分はバタバタと動いており全部聴けたわけではないのですが、実は若いころ御供田さんは腎臓病を患い、その影響で尿毒症になってしまいました。要は腎臓が機能しないために、尿として排出するべき毒素が体から出ていかないわけです。病院側からは「治らないでしょう」と匙を投げられました。そんな時、お母さんがお灸をやっていたこともあり、藁をもすがる気持ちでお灸を3年間、毎日行ったそうです。そうしたら尿毒症が治ってしまい、今では健康な体になったというエピソードをお話頂きました。
御供田さんの御主人さまも難病にかかり入院を余儀なくされたのですが、その時も毎日、献身的に看病されたそうです。それができるのも自分の体が健康だからと熱く語られていました。そして、その体験を通じて「人は生きているのではなく、生かされているのだ」ということを実感したということです。
そんなことが契機となり、世の中のために自分がやれることは何だと考え、自分の得意とするお芝居を通じて世の中の皆さまに笑って頂き、楽しんで頂こうということで劇団を立ち上げ、現在の活動に至っているとのことでした。ちょっと飛び飛びで聞いていたので、内容は正確ではないかもしれませんが…
会場には感動の涙がところどころで光っていました。
お話をする御供田さん
さて、お話の後は、一転、爆笑コントです
本当に腹を抱えて笑わせて頂きました。お二人の絶妙な掛け合いはエクセレントですね。
会場の皆さまも大爆笑されていました。身をよじらせて笑っていました。
ある人は、「こんな笑ったのは久しぶりだわ~」と言って頂きました。
御供田さんと浪速さん
感動の涙あり、腹の底からの笑いありで、聴講された皆さまは、この場だけでも笑いの効用を実感されたのではないかと思いますね。
昔の教えで「一大事とは、今日只今の事なり」というものがあります。これは昔から変わらない現代にも通じる真理ですが、只今、会場の皆さまに心から笑って頂けたことは、本当に講演会を開催して良かったな~と思いました
熊谷先生、御供田さん、浪速さん、そして、石川県鍼灸マッサージ師会の青年女性部の皆さんに感謝×100ですね
二葉鍼灸療院 田中良和
第一部は鍼灸マッサージ無料体験、無料健康相談です。マッサージと書いてありますが、正確には あん摩・マッサージ・指圧 なんですよ。
活動の様子です。講演会とコントが始まる前の30分間だけでしたので、利用された方は多くはありませんでしたが、マッサージはいいとして、鍼灸治療がそんなに怖いものでないことを理解して頂けたかな~と思います。
健康や鍼灸に関するパネル展示もやってました~
第二部は講演会です。日本笑い学会 副会長の熊谷先生に「笑いは百薬の長」という演題でお話して頂きました。
日本笑い学会は、市民参加型の学会だそうで、会員も大学教師、高校教師、医師、作家、会社員、主婦、看護師、僧侶、大学生、歯科医師、アナウンサーと様々なジャンルの皆さまが会員となっているようですよ。
そんな中、学会の方に問い合わせましたところ、副会長の熊谷富夫 先生を推薦されたわけです。
猛暑にも関らず、大阪よりお越し頂きました。ありがとうございます。
熊谷先生は、長年NHKで上方落語、漫才、浪曲、講談などの演芸を中心とした番組のディレクターとして、数々のテレビやラジオでご活躍された方です。講演会を通じて、笑いやユーモアの大切さなどを伝えています。
今回も、テレビ局でお仕事をされていた関係上、お笑いの方や落語家のエピソード、落語や漫才のこぼれ話などを織り交ぜながら楽しい時間を過ごさせて頂きました。
また、生活の中に活かす笑いとして、ご自身のエピソードや「笑い」や「ユーモア」が生活の中に息づく大阪のお話があり、大変参考になりました。
そー言えば、大阪に勉強会で行った時、日帰りで帰ろうと思ったのですが、勉強会での議論が長引き 終電にのれず宿泊することになったことがありました。
「ご飯でも食べよう」と思い大阪駅周辺で店を探してましたところ、「にいさん、一杯やっていかん」と声をかけられました。怪しいか~と思い、断り通り過ぎましたが、なにか気になったので、Uターンしたところ、一所懸命、道行く人に声をかけていましたので、お酒も食事も大丈夫ということで、お店に入った所、怪しいお店ではありませんでした。
そこで何か盛り上がってしまい、右隣の地元、大阪の人、左隣の名古屋からのご夫婦と仲良くなり午前4時まで飲むはめに…。宿泊費が飲み代に変わったわけですね
その時、店のお姉さんが発した言葉…
「1分あれば、お友達ねんな」
さすが、大阪と思いましたね。人見知りの私にとっては羨ましい思考というか、遺伝子が大阪人にはあるんだな~と思いましたね。ちょっと話が横道にそれちゃいました。
講演会 講師の熊谷先生
さて、第二部は、石川県では有名人であり、最近は地元のテレビや雑誌などに多数出演されている劇団 花幸会のお二人に1時間の「お婆ちゃんコント」を披露して頂きました。演題は「笑いは副作用のない処方箋」です。
演じて頂いたのは、御供田(ごくでん)幸子さん と 浪速千秋さん。
お二人は石川県内を中心に、様々な所に出かけて社会をチクリと風刺しながらの爆笑コントを行っています。
御供田さんから、鍼灸マッサージ師会さんからコントのお話を頂いたので、ぜひとも前半の20分は私にお話をさせて欲しいという要望がありました。
その話は、どうして御供田さんが、劇団を通じてこのような活動をしているのかという内容でした。私は前半部分はバタバタと動いており全部聴けたわけではないのですが、実は若いころ御供田さんは腎臓病を患い、その影響で尿毒症になってしまいました。要は腎臓が機能しないために、尿として排出するべき毒素が体から出ていかないわけです。病院側からは「治らないでしょう」と匙を投げられました。そんな時、お母さんがお灸をやっていたこともあり、藁をもすがる気持ちでお灸を3年間、毎日行ったそうです。そうしたら尿毒症が治ってしまい、今では健康な体になったというエピソードをお話頂きました。
御供田さんの御主人さまも難病にかかり入院を余儀なくされたのですが、その時も毎日、献身的に看病されたそうです。それができるのも自分の体が健康だからと熱く語られていました。そして、その体験を通じて「人は生きているのではなく、生かされているのだ」ということを実感したということです。
そんなことが契機となり、世の中のために自分がやれることは何だと考え、自分の得意とするお芝居を通じて世の中の皆さまに笑って頂き、楽しんで頂こうということで劇団を立ち上げ、現在の活動に至っているとのことでした。ちょっと飛び飛びで聞いていたので、内容は正確ではないかもしれませんが…
会場には感動の涙がところどころで光っていました。
お話をする御供田さん
さて、お話の後は、一転、爆笑コントです
本当に腹を抱えて笑わせて頂きました。お二人の絶妙な掛け合いはエクセレントですね。
会場の皆さまも大爆笑されていました。身をよじらせて笑っていました。
ある人は、「こんな笑ったのは久しぶりだわ~」と言って頂きました。
御供田さんと浪速さん
感動の涙あり、腹の底からの笑いありで、聴講された皆さまは、この場だけでも笑いの効用を実感されたのではないかと思いますね。
昔の教えで「一大事とは、今日只今の事なり」というものがあります。これは昔から変わらない現代にも通じる真理ですが、只今、会場の皆さまに心から笑って頂けたことは、本当に講演会を開催して良かったな~と思いました
熊谷先生、御供田さん、浪速さん、そして、石川県鍼灸マッサージ師会の青年女性部の皆さんに感謝×100ですね
二葉鍼灸療院 田中良和
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