当院でとっている雑誌に 『DAYS JAPAN』 という雑誌があります。そこの裏表紙からの言葉です。
マハトマ・ガンジーは、インド解放の立役者であり指導者です。非暴力を貫き、ガンジーを象徴する行動は”塩の行進”で、当時、インドを植民地にしていたイギリスに、専売されていた塩を自分たちの手によってつくることを訴えるため、アーシュラムから海岸まで385キロを一日かけてゆっくりと歩きました。
「善きことはカタツムリの速度で動く」
その行進は数百万人の奇跡の大運動となりました。
たび重なる逆境にも、こうした地道な闘いを重ねて1947年、インドは200年にわたる植民地支配を断って、悲願の独立を果たします。
しかし、その翌年、一人の狂信者の凶弾によって、78年の生涯に終わりを告げました。
最後の言葉は、「その青年を許せ」 であったと言います。
荼毘にふされたラージガードに、ガンジーの碑文が刻まれています。
その碑文を以下にご紹介。
『七つの社会的罪』 Seven Social Sins
1.理念なき政治 Politics without Principles
2.労働なき富 Wealth without Work
3.良心なき快楽 Pleasure without Conscience
4.人格なき学識 knowledge without Work
5.道徳なき商業 Commerce without Morality
6.人間性なき科学 Science without Humanity
7.献身なき信仰 Worship without Sacrifice
マハトマ・ガンジーが残した魂の言葉たち…箴言…私たちに何かを問いかけているような、そんな感じが私には感じられます。
※冒頭の写真は BOb Jagendorf さん。
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