二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

内面の明かりをつける

2009年05月19日 | 言葉のちから 心のちから
社会では様々なことが起きています。自分の周囲、日本、世界、地球、宇宙、いろんなことが毎日起きています。

常に変化し、私たちの身体のように新陳代謝しています。

≪有名なアフリカ系アメリカ人のディック・グレゴリーは私のインタビューに答えて、次のような素晴らしいアドバイスをくれました。「貪欲さや自尊心はすべて神に背くものだ。まず自分が変わり、自分自身の内面を掘り下げ、そこに火を灯さなければならない。もし、一万人が暗い地下室で座っているところにあなたが入ってきて明かりをつけたら、みんなが明かりを得る。あなたの仕事は明かりをつけることだ」
「私たちが明かりをつけたとき、ずっと暗闇に慣れきった人たちは、目を覆うだろう。彼らが怒ったとしたら、暗闇に慣れすぎた目を守っているだけ。迷わず光り輝かせなさい。それが事態を好転させることにつながる」
「でも結局はうまくいく。私はそう信じている」≫

『バタフライ もし地球が蝶になったら』
          ノリ・ハロルド/きくちゆみ 共著


私たちは、一人一人、違う人間です。しかし、様々なレベルで繋がって生きています。人生には多くの選択の道がちりばめられています。どの道に進むべきか、それを選択する場合の大切な要素は、「愛」であり、「思いやり」であり、「他人を思い気遣う心」など、心の底から、純粋に滲み出る声なのだと思います。

人は、すべての人の心の、さらに内側に「可能性」という、莫大なエネルギーが流れています。そのエネルギーは、自己顕示欲、権力欲、金銭欲、支配欲など、自己中心的なものを信念としている場合には、流れは途絶えてきます。

自分の内面のあかりに気づき、暗闇にともすことによって、かならず世界は少しだけ明るくなり、そこでさらに大切なことに気づく人が生まれます。その連鎖で、自己中心的に暗闇を広げていた人たちも、内面の大切さに気づき、変化してくれば、世界は素晴らしい方向へ進んでいくでしょう

現代社会は、暗闇が覆っています。しかし、夜明け前の暗闇が一番暗く深いということであれば、今は、夜明け前なのかもしれません。

広い視野で物事をみつめ、新聞やテレビなどで表面的(暗闇を広げ幕をつくるように)に流されている情報を鵜呑みにせず、自分の心(内面)のフィルターにかけ、人生の選択をしていくことが必要な時代になってきていますね。

真実はどこにあるのか 
判断するのは、自分自身です。

二葉鍼灸療院 田中良和

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