二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

「あはき師のための 実践在宅ケア」 学術研修会 参加

2008年06月24日 | 鍼灸
6月15日(日)、石川県鍼灸マッサージ師会の第1回中央学術研修会に参加してきました。

 日 時:平成20年6月15日(日)
      午前10時~午後3時
 演 題:あはき師のための 実践在宅ケア
 講 師:(株)訪問リハビリ研究センター
        代表取締役 西村久代 先生


大坂で訪問リハビリをいち早く、幅広く展開し、マッサージ師の需要を作り出している先生の講演だけに、実践からの自信と広い知識からのお話は臨床に活かせる知識も多く得られました。勉強熱心な先生方が40名以上参加しました。

また、失礼を先にお詫びしますが、先生の話術は”大坂のおばちゃん”という明るく、強引で、吉本のお笑いを感じさせるユーモアで軽快なトークでしたが、聞いている我々を飽きさせませんでした。



実技を主に行われたわけですが、内容は①寝たきりにしない させない つくらない②解剖学的肢位③関節リラクゼーションテクニック④座シッティングテクニック⑤立位訓練および歩行訓練テクニック⑥プログラムの立て方と機能別、レベル別臨床プランニング という内容の濃いものでした。



特に勉強になったのは解剖学的肢位でした。ようは筋力が十分ではなくても骨に長軸的な力をかけてあげ、テコの原理で座ったり、立ったりできるようにするということ。また、足においてこの肢位をとることによって、股関節周囲の血流が改善されるということです。

他にも様々な情報が得ることができました。私たちは「仕事がない」「暇である」「患者さんが来ない」なんて言ってる暇なんてありません。勉強が足らない、新しい、貴重な情報を得る努力をしてないから愚痴をこぼしてしまい、仕事が減るのだと、勉強不足を再認識させられ、そしてステップアップする原動力もこの講演から頂いた感じです。

魚屋さんが朝早く新鮮な魚を仕入れ、そして美味しい魚をお客さんに食べてもらおうと努力するように、私たちも新しい情報、勉強を患者さんに提供することを心がけ、常に努力を怠らないことです。使命と責任という心を、日々新たに実践していこう

二葉鍼灸療院 田中良和 

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