4月29日(木祝 昭和の日)、第15回かなざわグリーンウォーク(金沢市主催)が開催されました。今年から金沢市鍼灸マッサージ師会としては初めてこの大会のスタッフとして参加し、歩行後の皆さまの鍼灸マッサージサポート活動をさせて頂きました。
私たち金沢市鍼灸マッサージ師会は、スポーツや運動後の疲労回復に鍼灸マッサージが有効であることや、健康維持・増進のための一つの手段であることを普及するために、行政が主催する様々なイベントへの鍼灸マッサージケア&サポート活動を行っています。
かなざわグリーンウォークは、惣構探索コース(6km)、金澤町屋めぐりコース(12km)、利家入城コース(22km)の3コースが設定されており、参加者はどれかを選び、金沢の街を歩行します。
午前8時30分に出発式、9時にスタートして、午後4時までに帰ってくるという日程です。
出発式前の会場の様子
ご家族で参加のようです。この雨に何を思っているのやら…
昨年は3500人を超える人が参加したそうで、今回は4000人を超える応募があったようです。
しか~し、思い通りにならないのが世の中の常
早朝から冷たい雨が激しく降っていました。「雨天決行だったけど大丈夫かな
」と思うくらいの雨でした。
その雨の中、サポート活動を行うテントへ宮川先生とともに午前6時に荷物を搬入(一応、責任者であるので…)。お互いの言葉は、「本当にやるの
(この雨で)」でした。
それくらい強く降っていたということですね。
さてさて、私たち鍼灸マッサージ師会は午前8時に集合しましたが、雨はまだ降り続いています。歩行者の方々も各テントなどの下に雨を避けて待機されていました。予報では雨はあがってくるとのこ。予報通り8時半過ぎには雲が薄くなり、晴れ間も見え始め、予報が当たって良かったと思いました。
天国と地獄
青空はやっぱりイイね
しか~し、晴れ間は出てきたものの、今度は風が強いこと強いこと、サポート活動を行っているテントが飛んでいってしまうのではないか
というくらい強風でした。
おまけに、テントが広場の芝生の上に設置してあるため、足場から水が湧いてくる湧いてくる。何か沼地で施術をしているようでした。スポーツシューズで行ったので、足元はクチュクチュいうくらい水浸し状態。そこへ強風。冷える冷える。お蔭さまで風邪をひかせて頂きました
喉が痛い… 声が出ない…
さてさて、愚痴はこれくらいにしておきまして、
そんな天候にも関わらず約2800人の歩行者がグリーンウォークに参加されました。歩こうという意欲はすごいものがあるな~と感じました。私たちもサポートし甲斐があるというものです
スタ~~~~~ト
何を撮っているのか…アズマ先生
金沢市鍼灸マッサージ師会からは、14名の先生方がこの活動にご理解いただき参加して頂きました。歩行者が帰ってくるまでは時間がありましたので、金沢城公園周辺を散策したり、いろんな話をしたりで、それなりに楽しい時間でした。午前11時を過ぎたころからボチボチ、ゴールへ帰ってくる人がありました。
活動の様子
お隣の人工呼吸、AEDなど救命措置の体験コーナー
最初は6kmコースの人がほとんどでしたので、施術を受ける人たちはまばらでしたが、時間が経つにつれ、徐々に増えはじめ、一時は10名以上施術を待ってもらうという状態でした。
結局110名ほどの歩行者に施術を受けて頂くことができました。ベッド数が6台と若干少なめだったので、来年はもう少しベッド数を増やし、お断りしてしまいました数十名の人たちも施術を受けることができるようにしたいと思います
やはりここでも鍼灸治療を受けたことがない人たちが多いのです。まだまだ鍼灸治療を知らない人が世の中にたくさんいるということです。自身の資質向上とともに、このような活動の中で、市民の人たちにも、行政の人たちにも、鍼灸医療を理解して頂くことが大切だと感じます。
「体が軽くなりました」「足の疲れがとれました」「足の重だるさがとれました」「腰痛が楽になりました」など、施術を受けられた方の評価も良好。
「来年もまた鍼灸マッサージの治療はやるんですよね
」「来年もお願いしますね
」という、嬉しく、有難い言葉も頂き、この雨と強風の寒さの中、鍼灸マッサージサポート活動を実施して本当に良かったな
と思いました。
はやく風邪を治さないと
ここでも薬を飲まずに鍼灸でサポートなんですな~これが
二葉鍼灸療院 田中良和