新中野発 パソコン教室経営者の 『トマト通信』 ブログ版

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ふたたびの・・・その2

2016-03-09 09:00:01 | パソコン豆知識
さて、SIM(シム)フリーって何でしょう? 携帯電話やスマホの端末にはSIM(シム)カードという小さなICカードが内臓されていて、1枚1枚を識別するためのコードと契約者情報が記録されています。そしてこのSIMカードと端末とは本来別物で、このSIMカードを入れ替えることで異なる端末でも利用できるようにする仕組みがSIMフリーです。3大キャリア(ドコモ、AU、ソフトバンク)では顧客囲い込みのために、SIMロックといって同一通信会社のSIMカードしか認識しないようになっているのが普通でしたが、ここ1年で世の中の流れはSIMフリーへ急激に傾きました。そこで出番を得てきたのが独自の通信サービスを提供する仮想移動体通信事業者と言われる会社。利用料金がとても安いので格安通信会社とも呼ばれています。今回私の利用しているニフモ"Nifmo"、それからOCNモバイルONE楽天モバイルあたりが有名どころでしょうか。比較的安価なスマホ本体とこれらの会社のSIMカードとを組み合わせて格安スマホの完成です。
どれくらい格安か? 私の場合は端末の価格が2万6千円で店頭での購入の場合は全額一括払いのみで24か月での分割払いは不可。月々の利用料は通常千六百円のところ、ヨドバシカメラ限定キャンペーンとニフティ会員割引が適用されて、最初の半年は月々八百円プラス電話通話料金となります。半年過ぎるとヨドバシカメラ限定キャンペーンの月々六百円引きは無くなります。
格安スマホには良い面と悪い面があります。良い面は圧倒的な低価格(大雑把に大手3大キャリアの半額以下)と2年縛りがないこと(ニフモの場合は6か月縛りはある)。悪い面は上記の支出内訳の「プラス電話通話料金」というところ。大手3大キャリアにある無料通話の部分がないことでしょう。家族にかけても30秒20円の通話料金がかかってしまいます。電話を掛ける機会が多い方はむしろ負担が増えるかもしれません。私の場合はとりあえず通話料金が30秒10円と半額になる電話アプリの「楽天電話」を利用して様子を見ることにしました。また、悪い面の二つ目として、今まで使っていたキャリア(ドコモ、AU、ソフトバンク)のメールアドレスが無くなります。それで著しく困る方は要検討です。私の場合は私用でたまに利用する程度だったし、私用では主に自宅プロバイダーのニフティのメールアドレスとGメールを利用するので特に困ることはありません。