今朝、木津川堤防道路の土手を歩いていて、ジョビオに出会いました。
ジョビオとはジョウビタキの♂のことですが、私は親しみをもってジョビオと呼んでいます。
今シーズンは初認になりますが、他の冬鳥も含めて少し飛来の時期が遅れているようです。
ジョウビタキの♂は下面のオレンジ色が美しいことで人気の高い冬鳥ですが、渡来直後は
つがいにならず、単独行動で縄張りを主張するため、高いところに止まって「ヒッヒッ、カッカ」と
鳴いている姿は、遠目にはモズが止まっているようにも見えます。
縄張り意識は強く、時として獰猛なモズなどに対しても威嚇行動をとります。
ジョウビタキ(♂) <スズメ目 ツグミ科> 冬鳥
漢字で書くと「常鶲」または、「尉鶲」となりますが、後者の「尉」は老人を意味します。
これには、♂の白っぽい灰色をした頭部を老人の白髪に見立てたものとする説があります。