山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ジュズダマ(数珠玉)

2012-08-03 22:15:01 | 単子葉類

ジュズダマは東南アジア原産のイネ科植物で、かつては田園都市の小川のある道路脇などで

よく見られたものですが、道路がアスファルト舗装になり、小川がコンクリートのU字溝で固め

られるなど、都市化がすすむ場所ではしだいに姿を消しつつあるあるようです。

画像の鱗状に垂れ下っている部分は雄花穂で、その基部にある”玉”の部分が苞鞘と呼ばれ

この中に糸状の雌花穂が入ってます。

苞鞘は葉鞘が変化したもので、熟すると固くなり、白、灰色、黒などに変化に富んだ艶のある

実になります。

和名の「数珠玉」は、子供たちが、これに糸を通して数珠を作って遊んだことによります。

ジュズダマ

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