山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ナツフジ(夏藤)

2012-08-07 18:44:54 | 双子葉離弁花

まあ立秋といっても名ばかりで、少しでも暑さが和らぐのかなぁ~と淡い期待がありましたが

とんでもない話で、京都府南部の昨日の最高気温は、またもや36.6℃を記録しています。

そして今日が34℃・・・

先週に2日続きの37℃越えを経験した身には、今日の気温は涼しいとまではいきませんが

微妙に暑さが和らいだように感じるのが不思議です。

やはり、体温調節機能の発達した人間の気温に対する順応性は大したものです。

その点、汗をかく機能を持たない鳥類などは、日中は涼しい場所でじっとしているのか

あまり活発な動きを見せてくれません。

さて、今日の画像ですが、この時期の里山で地味ながら清楚で涼しげな花を咲かして

頑張っているナツフジです。花期は名前が示すように7~8月で、夏の土用に咲くことから

別名をドヨウフジとも呼ばれます。

初夏に立派な紫色の花を咲かせるフジに比べると花穂は短く、せいぜい20㌢程度で

蔓は太くならず、ほとんどは冬には枯れてしまいます。

当年生の蔓の太さは直径約2㍉で、低木に絡みついて生え、花の色はご覧のように

クリーム色に近い白色をしています。

 ナツフジ <マメ科 ナツフジ属>

ナツフジ

コメント (4)
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