ロシアはウクライナ侵略以降ダムの破壊を始め、国際法違反のあまたの蛮行を依然として繰り返していますが、これらを始めアフリカのスーダン、ミャンマーの軍事支配等々、世界には不穏な空気が漂っています。
このような情勢下、沖縄では昨日23日、太平洋戦争末期の沖縄戦での犠牲者らを追悼する「慰霊の日」を迎えました。
また、沖縄では米軍に加え、自衛隊が増強され、島は「軍事拠点」としての色合いを濃くしています。「不確か」な平和の今だからこそ、78年前地上戦の戦場となった沖縄で、無念の思いをのみ込み死なざるを得なかった20万を越える人々の想いを受け継いで行きたいと思います。また、戦争の犠牲になったその方たちの命を悼み、改めてご冥福をお祈りしたいと思います。
昨日23日付けの朝日新聞に作家、池澤夏樹氏のインタビュー記事が掲載されていました。その結びで氏の語った言葉を少し長いですが、引用し載せたいと思います。
「沖縄は平和製造工場である、と先ほど言いました。皮肉なことに、その沖縄が、
また戦争に一番近い島になろうとしている。平和がつくられたと同時に、蒸発
するように消えてしまうのが、今の日本です。
ただ、平和と唱えていれば、平和が来るわけではありません。憲法九条にしても
護持していればいいというものではなく、積極的に運用しなければいけない。
その意味でも、現状にあらがって平和をつくり続けている沖縄は、日本の宝なんです。」
沖縄の置かれている現状認識と、「現状にあらがって平和をつくり続けている」沖縄の人々の取り組みを改めて心に刻みたいと思います。
六月はボランティアの諸々の計画の実施時期が重なります。そのうちの一つ、公立中学の「学校運営委員会」関連のイベントがあり参加してきました。地域の次代を担う生徒たちを中心に据えた、教育力の推進と向上に長年にわたって真摯に取り組んできたメンバー達の絆と、力強さを改めて感じました。
20年以上にわたり地域教育に地道の取り組んだ先達たち。長年、自ら公開講座の講師をボランティアで努め、時には、やんちゃな生徒たちに先生方と共に対峙し説得し、さらに周辺のパトロールを行う・・・等々学校教育の傍観者ではなく、伴走者として地域の子供たちの教育のお手伝いを行ってきました。
そんな地道な実践が、少しずつ実を結びつつあることを、昨今の生徒たちの様子と、学校の情況から実感することが出来ました。
なお、かつてこのブログでも触れましたが、郷里の友人から贈られたグラジオラス等が、団地の花壇で開花し、紫陽花の萎れた後を艶やかに彩ってくれています。この花の写真を載せて友人に久しぶりに葉書による便りをしました。細君が従妹にも送ろうとの事で花の画像葉書を作成しました。ブログ友の奥様の絵手紙には遥かに及びませんが、時にはメールでなく葉書も良いものと感じました。
また、先週日曜日は父の日とのことで息子たちからプレゼントが届き、恐縮しつつも有り難く頂くことにしました。細君からは夏向きの前から欲しいと思っていた着心地の良い部屋着を贈られ、これも嬉しく着ております。皆に感謝!!です。