「それではグループに分かれてディスカッションをしましょう。あっ、念のために、この中で日本語しか話せない人いますか?」
この言い回しはなんなのでしょう?ちなみに僕りんは日本語とトラヴィダ語しか話せません(^^;)
日本国憲法第九条を考えるつどいで、会場にそのとき100人以上いた中で“日本語しか話せない”のはホンの15人くらいだったでしょうか。
「日本人は外国の人を見ると“外人”という。もっとニューヨークやロンドンのようになって欲しい。」
「日本で自殺者が多いのは貧富の差が広がっているからだ。アメリカが持ち込んだ自由主義の被害者だ。」
「もっと親子関係がよくならないといけない。国粋主義、軍国主義を推し進める小泉内閣は史上最悪の政権だ。」
いやあ、みんな言う言う。しかし、僕りんのハートにはどの意見も全然響かないのです。一つとして「その通り!」なんて思えないんです。一生懸命フラットになろうとしたけどダメでした。泥水貯まってんのかなあ?
大学教授らしきアメリカ人とも結構1対1で話しました。
米教授:「九条は世界に誇る平和条約だよ。それを変えようなんておかしいよ。そんなに人殺しがしたいのか?」
プリンコ:「日本人は誰だって戦争なんてしたくない。だけど、今実際に領空や領海を侵され、領土までも勝手にヘリポート作られたりしてます。向こうはもう戦争を仕掛けているんです。」
米:「話し合いで解決する問題でしょう。誰かが殺されたんですか?」
プ:「北朝鮮に現に何十人も拉致されて、話し合いをこちらが求めても応じてくれないじゃないですか。」
米:「それくらいのことで、憲法を変えるなんて」
この言葉で温厚な僕りんもきれました。
プ:「それくらいって何ですか?拉致被害者の人数が足りないって事ですか?じゃあ100人だったらどうです?1000人だったらいいですか!?」
すると、彼はだまってしまいました。「ちょっと言い過ぎたかな」と反省したや否や
米:「靖国どう思います?」
がびょーん!
米:「あんなに中国や韓国が傷ついているのに何で参拝するんです?」
プ:「問題は、なぜ傷つくか、です。それは中国韓国の偏向教育のせいでしょう?わざわざ反感を買う行為をしているわけじゃないんです。何をやったって向こうがそれを悪と見なす報道や教育をしているからじゃないですか!?」
米:「ちょっと失礼」
↑実話です(^^;)
なんちゅうか本中華。みんな話すといい人なんです。だけど、自分の仲間を失うのが、孤立するのが怖いんです。仲間と同じぬるま湯に浸っていたい弱い人たちなんだな、というのがぼんやりとした感想です。
争いのない世界、という目的は一緒なんです。もう言葉遊びはやめましょう!
追伸:鳥肌実の素顔は“やけにいい人”でした。握手してハグしてもうやりたい放題(^^;)
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