今朝は、4時からテレビにかじりついてました。パチパチ!
なでしこも火の鳥も、残念だったけど、ここまで期待に応えてよくやってくれたと思います。
それより、、、、涙が止まらなかったのは、浜口京子。
浜口はレスラーにしては素直で優しすぎるんです(余談ですが絶対にいい奥さんや母親になると思います)。
オヤジがあんなアホみたいに「気合だっ気合だーっ!」とか言っているのを見て、出てくるセリフが「お父さん、かっこいい!」ですから。
でもアニマル浜口って、浜口京子のコーチ時代、娘と同じ練習メニューをやってたんですよね(実は僕りんはもう15年も前ですが、浅草の浜口ジムに行ったことあるんです)。
「俺はあいつを見ている。だけど、あいつは俺を見ているんだよ。手は抜けない、抜けないんだよ!」
うん、確かにかっこいい(^^)
北京で銅だった時にアニマル浜口が観客席から「次はロンドンだーっ!」とか叫んでいるのをみて、「もう引退させてやれよ…」と思いました。だけど浜口は引退しなかった。
日本人に不利な重量級を、10代から30代まで、よくぞこれまでけん引したと思いますが、あそこまで頑張れたのは、やっぱりレスリングが好きだからなんだねー。
今回のロンドンで、負けた試合後のインタビューで顔をぐちゃぐちゃにしながら
「もう、シューズを脱がなきゃいけない。それは分かっているんですけど、(試合が終わっても)脱げない、、、脱ぎたくないんです」
とのセリフ。今、思い出しても泣ける…。ううっ。
いろんな新聞社が、シューズを脱ぎたくない、というセリフを、単に「レスリングを辞めない」という意味に解釈していたけど、そうなのかなー。
今までの20年間の選手生活が思い出されて、脱ぎたくても脱げない、なぜだか自分でも訳が分からない…と感じたのですが。
いや、ホントのことは本人しか分かりません。単に「紐が固結びになっちゃってー、なんだかー、ほどけなくなっちゃってー、脱げまっしぇーん」ということかも知れませんし(いや、それは無いけど^^;)。
玄関前の桜の木に羽化寸前のアブラゼミが。
「脱げない、、、脱ぎたくないんですっ」

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