メメント・モリ

自殺対策に取り組む諸団体の方々との情報交換会でした。パチパチ！
北は北海道から、南は宮崎まで、60余名の団体代表が集まりました。午後2時からの会合に北海道の方は朝6時に家を出たそうで、僕りんはお昼食べてからのほほんと参加で恐縮です…。

来週の1月17日に、昨年の全国自死者総数が発表されます。
これまで14年連続で3万人を超えていた自死者（自殺者）が3万人を割ることは間違いありません。人数は減った、しかし相変わらず1日に70人の方が自ら命を絶っているのです（未遂はそれより遥かに多い数です）。
まだまだ取り組みは緒についたばかりです。世の中の生き辛さが無くなった、減ってきたという風に単純には言えないと思います。
かつて毎年1万人以上の方が交通事故で亡くなっていましたが、最近は1万人を割っています。しかし、これは事故が減ったというのではなく、エアバッグや、車の剛性の強化などで、死亡者が減っただけかもしれないのです。

奈良県から来た方と話をしたのですが、奈良県は日本で一番人口に対する自死率が低いのだそうです。なぜ、低いのか？そういうことを謙虚な姿勢で学ばなければいけません。
ブータンの国王夫妻が来日した時は大きなチャンスでした。なぜ、ブータン国民は貧しいのに幸福度が高いのか？そのことをついに真剣に話し合うことなく、学ぶことなく、我々は漫然と日々を過ごし、ついに平成25年を迎えてしまいました。
父になるなら流山、母になるなら流山、住むんだったら流山、、、、になるためには、どうしたらいいのか。
安心して悩める社会とはなんなのか。かわす笑顔に人の和呼んで　花の希望をひらく流山とはなんなのか。


とりあえず、1月20日の『森カフェ物語～第5章～』で、一緒に考えましょー。