PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



流山市青少年補導員全体研修会でした。パチパチ!
講師は元東京都副知事、NPOおやじ日本理事長の竹花豊氏。表現の規制でなにかと話題になった方ですが、暴走族とがっぷり四つに組んだ県警本部長時代の話などを伺うと、青少年に対する慈しみに溢れた人だとしみじみ感じました。
警察官僚(キャリア)だとかいうと、刑事ドラマで大抵悪役なのですが、それって、政治家は賄賂を受け取っているに違いない、くらいの感覚なので気を付けないといけません。

・携帯
・万引
・性

青少年についてこの3点を特にお願いしたいとのことでした。学校では教えない。なぜって家庭で教える問題だから。でも、実際に教えている親はあまりに少ない。
スウェーデンの中学生の社会科教科書は第一章はいきなり「犯罪」だそうです。
あなたが、犯罪を犯すとどうなるのか?警察、裁判所、拘置所、刑務所、、、、、。その他、あなたが家庭を持つとどうなるのか、離婚するとどうなるのか、などを中学生の内にしっかりと学ぶそうです。なるほどそれこそ社会科。さすが、スウェーデン。ミートボール食べているばかりじゃありません。

携帯電話は日本に比べ他国ではなぜ問題になっていないのか?それは単純に、子どもが自分で通話料を払っているからだそうです。
「ゲームに携帯、日本は子どもが悪くなるための道具に親がわざわざお金を出すという、世界的に極めて珍しい国です」
極端な意見かもしれませんが、うなずけるところが多いご講演でした。

今は小6で4人に一人、中3で2人に一人が携帯電話を持っているそうです。10年前では考えられないことです。
青少年の悩みや問題がますます見えにくくなっています。
子どものうつ病が年々増えているそうで、恐ろしい。現在、中学生のうつ病率は大人のそれと変わらないそうです(約5%)。関連付けるな、と言われそうだけど。


●子どもの周りに携帯電話を持つ友達が増え、深夜にもメールがくることがあるので閉口しています
●祖父母に電話をかけて、自分のほしいものをねだるのには困ります
●食事中なども、携帯電話を手放さないので注意するばかりです
(ベネッセのアンケートより)


それでも子どもに持たせるという、理由が分からない。親の考えがますます見えにくくなっている…

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