自治会でいただいたゴーヤの苗が順調に育ってきました。ゴーヤは雄花と雌花があるので、雄花を採って、おしべを雌花のめしべにコチョコチョっとくっつけてあげます。蜂やアブに任せればいいのですが、こうすることで効率よくすべての雌花に実ができるんです。パチパチ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/fb/5f4d946ec367d2e4c6d0d5e42f0754af.jpg)
こういう人為的に結実させた作物は、自然にできたお野菜と言えるのか?仏教の場合、自然(じねん)と読んで、人の手が加わっていないものを指すのですが、、、、うーむ。
「延命治療なんてイやよ。自然に死にたいわー」
と、たまに聞くのですが、そういう方もほとんどが、風邪をひけば薬を飲むし、疲れていれば栄養ドリンクを飲んだりします。自然では無いんですよねー。
また「延命治療はしないでくれよ」といくら家族に言っておいても、本人の思う延命治療と、家族の思う延命治療が合致していないとあまり意味がありません。そうなってくると大切なのは、自分が何を軸とし、何をモットーに何に価値を見出して人生を送るか、それをきちんと周囲に示せることじゃないかなと思います。加えて、家族に「自分は死んだらこうなると思う」と物語を話せること。これは家族がどこまで治療するかを決める際に助かるそうです。
じゃあ、自分の意思を話せない赤ちゃんとかはどうすんの?って話ですが、我々が「正解は無いし、常に迷って当然。そして迷ったということは必ず後悔がついてまわる」と覚悟を決めることなんでしょうなー。
コロナがもう少し落ち着いたら、介護や看取り、終末医療の「大人の寺子屋」も開催したいです。
やりたいことが多いっていうのも、そんだけ迷いが多いってことだなー(^^;)
そんなことを考えながらしゃがんでせっせと手動で受粉してたら、蚊に刺されました。自然じゃないけどムヒを塗る、、、、
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