NHKの『あさイチ』で宮本浩次のプレミアムトークがあるというので、録画しておきました。パチパチ!
いや、、、、、しゃべるときにいちいち立ち上がりすぎだって!子どもじゃないんだから(^^;)
私がエレカシ大好きなのは、以前からお話している通りです。ラジオ出演時にBGMを自分で選んでいいと言われたときはホント迷いましたが。
宮本浩次のお母さんがかわいかったこととか、赤羽の話とか、急須の話とか、もうキリが無いのですが、エレカシのいいところは、ファンと一緒に歳を重ねていけているところなのかなあとしみじみ思いました。
デビューしたての頃は20代で、心に闇を抱えた中二病そのもので、やたらと文学的表現を使ったり、社会につば吐く歌ばかりでした。それが、やがて挫折を知り、何とも優しい歌を歌うようになります。私がまだ学生だった頃、渋谷のライブハウス(QUATTROだったかな?)でのワンマンに行ったとき、会場を去る人たちがみな口々に「(こんなにいいバンドが)なんで売れないんだろう」と言っていたのを思い出します。実際その後まもなく、ドラマ主題歌になった『今宵の月のように』がヒットするのですが。
それから後も、40代には40代の、50代には50代の歌を歌ってきたように思います。夏のイメージのバンドだから夏の歌を、恋愛の教祖だから恋愛の歌を、、、、ではなく、その時そのときの「自分」を歌ってきた稀有なバンドだと思うんです。大抵のバンドってお金と異性関係で解散するんですが、中学と高校の同級生でメンバーを変えずにずっとやっているというのも、人として憧れます(私はグループ行動苦手なので、、、)。
あさイチでは、「俺の言っていること伝わってますかね」「俺、変なこと言ってないですか」などと、思い出したように確認していて、ようやく大人になったのかな、とも思いました(^^;)
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