2冊目は泡坂妻夫のミステリー、
『しあわせの書 〜迷探偵ヨギ ガンジーの心霊術』(1987年7月 新潮文庫)
です。パチパチ!
泡坂妻夫は作家としてのペンネームで、「あわさかつまお」は本名・厚川 昌男のアナグラムです。厚川氏はマジック界では有名なマジシャンで、その名を冠した厚川昌男賞というマジックの賞があるくらい。
世の中にはテキストだけなのに、電子書籍にできない本がいくつかありますが、この『しあわせの書』もその一冊で、紙媒体でしか成立しない仕掛けが施されています。読了後、演劇でいう「第四の壁」を破られたような爽快感と、してやられた感があり、「これは常に持ち歩きたい!」と思わされます。
、、、、、という訳で、私は2冊持っています(^^;)
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