橋の欄干からは、たわわに稔った実に手が届きそうです。
橋の袂の畑にはナツメヤシが栽培されています。
川下のほうで、飛び石伝いに川を渡る人がいました。洪水に耐える橋がなかった時にはみなこのようにバランスをとりながら渡っていたそうです。
川幅は思ったより広く川筋以外の場所の乾いた風景がウソのようです。
ワルザザード川のほとりにある丘の斜面を利用して立体的に作られた村は、世界遺産指定を受けてゆっくりと修復作業が行われています。風化のスピードに負けてしまうのではないかと心配になってしまいます。
クサルとは「要塞化された村」を指します。カスバが司令官などが住む館であるのに対して、クサルには複数の家族が住みます。
3年前に人がすれ違える幅のこの橋ができる数年前までは、観光客は川の中の浅瀬を渡っていました。
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