眼下に見える妙な形の小山と空き地。こんなところにアラビアのロレンスの田舎の闘技場のセットが作られたのでしょうか。
一軒の家の前で、火に焙るとセピア調の色合いに変化する絵の具を使ってカスバや砂漠の風景の土産ものとしての絵を黙々と描いていました。
かっては大勢の家族が住んでいた村に、現在5〜6家族のベルベル人が住み、村内の修復や土産物を売ったりしているようです。
世界遺産に指定されたとはいえ古い土造りの家や城壁の痛みはひどく廃墟のようですが、これでもカスバ街道にたくさんある他の村々より保存状態は良いとのことです。
迷路のような村内の道を少し上ると日干しレンガ造りの家の屋根越しにオアシスの緑が見渡せるようになりました。
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