タイの人々は金色がお好きです。大きくて金箔が間に合わない像や建物には黄色い布を纏わせます。お堂に安置されている仏像は全身が金色です。今日一日のツアーが無事終わったこととこれからの旅の安全を祈ってからアユタヤを後にしました。
１５９２年に当時の王様がビルマの王子と象の上での一騎打ちに勝った記念に建立されたという、やはり戦いの記憶が残る寺院です。急な階段を降りる時今日一日の強行軍の疲れか足元におぼつかなささえ感じます。
急な階段の先には金色の仏像が安置されているお堂がありました。セイロンに留学した修行僧が瞑想していた場所なのでしょうか、ややひんやりとした空気が漂っていました。
雨季の真っただ中にもかかわらず、一日中これでもかというほどよく晴れて気温が高い中、急な階段を上るには心に一鞭入れないといけません。それでもタイの人々の信仰に敬意を感じつつ登り切りました。
チャオプラヤー川の中州から少し離れた場所にある仏教寺院です。アユタヤのほとんどの遺跡は周囲からの見学ですが、こちらは最高部７２ｍの仏塔の内部まで登ることができます。たくさんある大小の仏像は全身がご健在で安心して拝むことができます。
