訪れた人は町並みを見る前に「御免白木」を加工した曲げ物・漆器・お六櫛などの木製の民芸品のお店を覗くことになります。ちなみに「御免白木」とは、伐採禁止の木曽檜等木曽五木の代わりに尾張藩から支給された材料のことです。
町すじに入る前のわずかな道に面して、木で作った箸やおさじや漆器などの小物を扱う土産物屋さんが店を出しています。ニコニコ笑顔のおシャモジさんが「たんと買ってっとくれ!😊〈沢山買ってってネ〉」と呼びかけていました。
権平駐車場(@有料500円)の入り口に隣接したJR中央線の踏切を渡ります。このあたりは複線区間でちょうど線路がカーブしています。奈良井駅をパスした名古屋行き特急電車が斜めになってスピード感満載で走りすぎてゆきます。
時は江戸時代、中山道最大の難所の鳥居峠を控え峠越えに備えて宿をとる旅人が多く、東西200m、南北1Kmの地に千軒の賑わいと言われる宿場町ができました。 訪れた時はコスモス満開の季節です。(9月11日撮影)