背びれに模様があるのはカワマスで、なければイワナとのことです。写っているのは多分イワナと思うのですがどうなのでしょうか。それにしても流れの中を少し注目するだけでこんなにたくさんの魚を見ることができるとは。上高地の自然は水の中でも保たれているのですね。
陽が当たり、川底の砂が見える浅瀬にイワナなのかカワマスなのか詳しくないのでわかりませんが、何匹もの魚が泳いでいます。水が澄んでいるので魚たちはまるで宙に浮かんでいるかのようです。わずかに背びれが水面に出た時の波紋で水を感じるのみです。
岳沢湿原から流れ出る水は時に早く、時にはほとんど動かないように見える淀みを作ります。水面に色とりどりの落ち葉が浮いている池のような場所もあります。落ち葉が日を遮って水中は見えませんが、魚が動く気配は感じます。