朝晩の気温の差が大きく空気が澄んでいるからでしょうか、庭の花がとてもきれいに見えます。
厳寒を 耐えたのち咲く 石楠花を いつくしみ見て 来し方思ふ
今は自生するシャクナゲは限られた場所でしか見ることができません。厳しい環境で育ち優しいピンクの花を咲かせる石楠花を信州に育った多くの人は特別な思い入れを持って見ているようです。
深い緑の中に突然という感じで現れる大きめのピンクの花、シャクナゲです。かって開田高原ではあちこちに咲く姿を普通に見ることができました。
高原の民の日常に木材が占める割合は想像以上に多いもののようです。
注連縄が風にゆられて戸板に模様を描きました。
軒下に積重ねられた薪が厳しい冬への守りを怠ることができないことを物語っています。
昔ながらの木造りの建物も今は見ることが少なくなっていますが開田ではまだ現役のようです。
かって木曽谷の建物のほとんどが木造りでした。土壁は厳しい凍みに耐えられないので、板壁でしたし、屋根は板屋根に石の重石を置いてありました。その建物も今は見ることが少なくなっています。
白樺の 芽吹きのお供 山桜 開田の春の 幕開け祝う
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